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チア特集第1弾 応援部BIG BEARS


 チア特集第一弾は応援部チアリーダーズのBIG BEARSです。神宮や国立競技場で見たことがある人も多いのではないでしょうか。いつも笑顔で選手、観客を盛り上げてくれる彼女たちの活動に迫りました。





 
(写真左)太田真織プロフィール
  教育学部3年
愛知県・県立明和高等学校出身

(写真右)原汐里プロフィール
教育学部3年
神奈川県・市立北鎌倉女子学園高等学校出身
――応援部に入ったきっかけは?
原汐里(以下原):大学に入るまで応援部の存在は知りませんでした。元々チアリーディングという競技には興味があってファルコンズと迷ったのですけど、野球応援の見学行く機会があってそこでみたチアのキラキラしている姿に魅かれて直感的に入ることを決めました。
太田真織(以下大田):高校の時に野球部のマネージャーをしていました。浪人時代の春に友人に誘われて見に行った早慶戦で初めて応援部のチアを見て、こういう関わり方があるんだと思い、私も早慶戦で踊りたいと思って勉強を頑張りました。

――野球部のマネージャーは考えなかった?
太田:よく言われるんですけど、もう高校時代にやったからいいかなと(笑) 大学では新しい関わり方をしてみたいという思いが強かったです。

――応援部にはどのようなイメージを持っていましたか?
原:応援部を知ったのが大学に入ってからなので特に先入観はありませんでした。「やはり厳しいそうだな」というのが第一印象です。
太田:部活動なのですごく厳しくて上意下達のアスリート集団というイメージがありました。しかし入ってみると入る理由も様々で、個性あふれる人がたくさんいましたね。人間味あふれるといいますか(笑) メリハリがあるので練習の前後は和気あいあいとしています。

――普段から仲良さそうですよね。オフは遊びに行ったりするのですか?
太田:学年で17人いるので全員で遊びに行くことは少ないですね。サイゼリアでも人数的にきついですから・・。大きな所には出かけられないんですけど2人でご飯とかはよく行ったりします。
原:練習中とそれ以外のメリハリをつけるようにしています。チアリーディングは相手とのコミュニケーションや信頼関係がないとできないので練習中は学年関係なく技術アップのためにたくさんコミュニケーションとりつつという感じです。

――1年生のころはどのような練習をされていたのですか?
太田:東日本大震災で入学が遅くなった年だったので5月に入部しました。初めて試合に参加したのは春の早立戦。前のステージは4年生が踊り、1年生は歌詞カードを持つ役割です。原は歌詞カードのプロなんです。

――アウトになると「○○がんばれ」と選手の名前がすぐに変わりますよね。何かコツがあるのですか?
原:慣れですね。選手の名前は覚えているわけではないですけど、やっているうちにこの打順だろ…ってなります(笑) 


 
早稲田スポーツには欠かせない応援部(写真はラグビー早明戦)
――他にはどのような練習をしているのですか?
太田:2〜3月は基礎や筋力トレーニングの時期ですね。筋トレ部です(笑) 3月頃からはハーフタイムで行う演技の練習がメインになります。また、6,8,12月には競技大会もあるので5月ごろから大会に向けてのチーム練習も始まります。5月は同時並行で進むので両立が大変です。練習は平日週3回3時間程度で、土日は応援活動に費やします。

――コンバットマーチなど応援の練習はしないのですか?
太田:1年生の時に、上級生に1人1人みっちり教えて頂きます。そのためそれ以降は全体で練習することなく、個人練習という感じですね。

――様々な部活の応援に行かれたと思いますが、印象的な競技は?
原:自動車部の応援が印象に残っています。自動車の応援って何だろうと思ったのですがジムカーナという競技で行ってみたらとても楽しかったです。ただ、会場が富士だったため車内泊がちょっとつらかったですね。
太田:野球やサッカーはテレビで見たことがあるのですが、アイスホッケーやアメフト、ラクロスなど大学で初めて見た競技、いわゆるカレッジスポーツがとても好きです。

――誰が応援に行くかは決まっているのですか
原:4年生が希望を元にどこの応援に行くかを決めています。基本的には流動的なんですが、アメフトなどルールをしっかり知らないと応援が成り立たない競技は当番制をとっていて年間を通して参加する3年生の担当がいます。例えば私はアメフトの担当を1年間勤めていたのですが、どういう応援をしたら選手に届くのか、どうしたら観客の方と一緒に応援ができるのかを考えながらコールや企画を考えるのが応援を作る醍醐味ですね。例えば、今年は曲が古かったので選手に希望を聞いて新しい曲を選曲しました。

 

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(TEXT=鈴木崇広、PHOTO=磯綾乃、鈴木崇広)
 


 
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