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カバディ修行日記inインド
第4回『死ぬかと思った!』


 明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

 ということで、新年第一号の記事ですが、今回は、年末に起きた"ある事件"について書きたいと思います…。

 12月後半の某日午前1時。私は吐き気と腹痛で目を覚ましました。すぐにトイレに行き、少し落ち着いたところでベッドに戻るも、その後約30分ごとの頻度で、トイレとベッドの往復を繰り返しました。もちろん眠りにつけるはずもありません。

 ちょっともう限界かも…。しかしひと思案。インドはその時点で午前3時。みんな寝静まっている時間帯です。そこでひとまず、朝を迎えた日本にいる、ゴーシュ・オングシュマンさん(今回の滞在を叶えてくださった張本人です!!!)にSOSの電話を。ありがたいことに、彼はすぐに対応してくれました。「この人は本当に頼りになる…!!」と心底感動しつつ、励まされたのを覚えています。最終的には、しばらくプラサードさんご家族が看病してくださることに。正直、クリスマス辺りまでの数日間は、ほぼベッドで寝ていた記憶しかありません…。

 実はちょうど前日、水を用いたヨガの授業がありました。体の中をきれいにするために、温かい塩水を一度飲み込んで戻すという、なんともすごい内容です。さすがに危険を感じ、飲み込みはしなかったのですが、その日一日お腹の調子があまり良くなかったので、それが原因かもしれません。

 とにもかくにも、死ぬかと思いました笑 口に入れる物にはなるべく注意を払ってはいたものの、1カ月を過ぎ、どこかで油断していた部分もあったのだと思います。ただ、腹痛と吐き気に悶えながらしみじみ思ったこと。それは、「今、自分の体、すごく必死に生きてるなぁ…」ということです。大袈裟かもしれませんが。同時に、四六時中面倒を見てくださる皆さんに、とても支えられていることを実感しました。もちろん、日頃も常にお世話になっているのですが、改めて感謝の念を強くしたところです。

 健康が損なわれて初めてその大切さに気づく、とはよく言われますが、まさにその通り。そもそも体調を崩していては、本来の目的であるカバディの練習もままなりません。今後は改めて気を引き締めて生活せねば。

 皆さんも、インドや異国の地に赴かれる際には、くれぐれも、水や食べ物にはご注意ください!

(TEXT=太田陽子)
 


 
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