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2004/9/4掲載 

 ア式蹴球部特集、リレーインタビュー第1回はキャプテンとしてア式蹴球部をまとめる近藤繁也選手です。4年生である近藤選手にとって今年は学生生活最後の年。キャプテンとしての半年間と、今後の意気込みなどを聞いてきました。

 

――今年からキャプテンとして部員をまとめる立場にあるわけですが、今までやってみてどうでしたか?
今年は部員の数が多く、その分色々な人がいるのでやはり難しさは感じています。こうすればまとまる、という答えはないと思うので…。例えば、今年で言えば“関東リーグ2部復帰”という目標に向かってみんな一緒に頑張っているのですが、やはり中にはそれを実感できてない人もいる。もちろん4年生は(最後のリーグ戦ということで)全員実感できているとは思うのですけど、1年生などはまだまだわからない部分もあると思います。今のア式は“全員で”というのをテーマにやってきているので、なるべくそういう部分での温度差を少なくしていきたいですね。難しいとは思いますけど。

――DFというポジションの楽しさ・難しさとは?
サッカーは、たとえ素晴らしいDFが1人いたとしてもその1人では守れない。だから、みんなで協力してどうやってボールを奪うか、という楽しさがありますね。またDFは、どうしても相手の動きに合わせなくてはならないので、そこでの駆け引きや、相手の動きを予測したりしていく楽しさもあります。まぁ、それは人それぞれだと思いますけど。あと、僕は攻めるのが大好きなので、たまにするオーバーラップとかの攻撃参加は楽しいなって感じますね。

 

――今年から大榎監督が就任されましたが、そのことによって何か変わったことはありますか?
練習の雰囲気は変わりました。監督のモットーとして“サッカーは楽しいからする”というのがあって、楽しくなかったら大学に来てまでやっていないだろうし、サッカーが楽しくて続けているのであれば、上達するためにはどうしたら良いかを自分で考えようとする、という風に監督はおっしゃっています。そういう意味で練習メニューも去年と比べてがらりと変わって楽しくできてはいますね。でも最近は楽しいだけじゃ勝てないっていう部分もあります。そのへんは難しいところですね。

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(TEXT=普川まど香・PHOTO=近藤優美子、中島和朗)

 

 


 
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