優勝に向けて、負けられない一戦だ！

　決勝リーグでの上位・下位の行方が見え出す第3週目は、再び早稲田の本拠地である記念会堂で試合が行われる。その初戦は、東海大学（1部2位）と対戦する。春季リーグでの2回の対戦はどちらも敗れている。東海大学は、キャプテン枩田、鈴木の両４年生センターがブロックの中心としてそびえ、守りにリズムを生み、速いトスを華麗に打ちこなす金子らのレシーブを含めた安定感を武器とした高い技術を持つチームである。そして、春季リーグ、東西対抗の悔しさを全開にし、今リーグにぶつける個々のモチベーションも非常に高いチームとなっている。

　その東海大学には、強いサーブで攻め込み攻撃の幅を狭くし、相手のリズムを作らせない戦術が有用ではないだろうか。今リーグは混戦となっているため、まだまだ早稲田に優勝のチャンスはある。記念会堂で東海大学に勝利し、念願の優勝に望みを繋げたい。