今春で81回目を迎える箱根駅伝。その長い歴史の中で、時代の変化や道路事情にあわせ幾度もルールに変更が加えられてきたが、今大会も以下のようなルール改正が行われた。その新ルールを確認してみよう。
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区間距離表示の変更一覧 |
区間 |
従来 |
改正 |
1区 |
21.3km |
21.4km |
2区 |
23.0km |
23.2km |
3区 |
21.3km |
21.5km |
4区 |
20.9km |
21.0km |
5区 |
20.7q |
20.9km |
6区 |
20.7q |
20.8km |
7区 |
21.2km |
21.3km |
8区 |
21.3km |
21.5km |
9区 |
23.0km |
23.2km |
10区 |
23.0km |
23.1km |
往路 |
107.2km |
108.0km |
復路 |
109.2km |
109.9km |
往復 |
216.4km |
217.9km |
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関東学連選抜チームの編成
一昨年から新設された学連選抜チームは今年も出場する。昨年は第80回記念大会であった為、日本学連選抜チームが出場したが、今年は関東学連選抜チームが出場する。過去2年間と同様チームとしてはオープン扱い、個人成績のみが認められる。箱根予選会の成績で10校から16人が選考され、29日の区間エントリーで14人に絞られた。
全区間で距離表示の変更
ここ数年、大会を放送する日本テレビのモニター距離表示と、関東学連が定めた5kmごとのチェックポイントにずれがあることを視聴者から指摘されていた。ずれが生じたのは度重なる道路工事の影響であり、この度の再計測をするに至ったという。よって14年ぶりに全区間で距離表示が変更され、総距離も1.5km増になった。距離表示の変更は表の通りである。
区間距離表示の変更により、例年よりコースが長くなった第81回箱根駅伝。果たして今回はどのようなドラマが生まれるのか。今年の正月も箱根駅伝から目が離せそうにない。
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