WasedaWillWin.com
 


  

 ア式、国際試合ともに大活躍の一年を過ごした兵藤慎剛(スポ2)。大学に入学したと同時にU‐19日本代表に選出されると、与えられた国際舞台の経験を通して、代表では期待通りの活躍を見せてくれた。また、ア式でもサイド・トップ下・ボランチと任されたポジションを柔軟にこなすとともに、チームの中心として関東2部昇格という大きな結果を残してくれた。そして、今回彼には一年を振り返ってもらうともに、今季の抱負を語ってもらった。





 
兵藤慎剛選手プロフィール
早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科2年
長崎・国見高卒
身長171センチ、体重63キロ

――まず、去年1年間のア式での活動を振り返ってもらえますか?
 リーグとしては3部(東京都1部)で始まったんですけれども、(関東)2部に上がることが目標だったんで、目標は達成できたかなと。でも、 個人的には課題もたくさん見つかったし、そこをどう克服するかが今季の課題になっていると思います。

――課題っていうのは?
 一応(U-20の日本)代表入っているので、やっぱり世界と戦うという意味でフィジカル面の強さとか判断力の速さとかは全然負けているし、体が大きくない分、そういう部分を上げていかなければなって感じましたね。

――フィジカルっていうと(国見)高校時代のフィジカルトレーニングっていうのは今に繋がっていますか?
 そうですね、高校のときにやった部分がベースにあって、それに上乗せしていければいいかなって感じですね。


 
これからもさらに成長し続けていきたいと語る

――どのへんに大学と高校の変化を感じていますか?
 戦術が違うんで、どっちがいいとはいいがたいですけれども、両方とも自分にとって勉強になるってことは変わりません。サッカーをやる上でいろいろな戦術を覚えることも自分のプラスにもなるし、そういう部分でも(環境の変化というのは)いい経験になってると思います。練習の内容については、基本的なことは一緒なんですけど、いろいろなところから選手が来ているってこともあって、質とかは大学のほうが上がるし、スポーツ推薦っていう枠もあって各年代にいい選手がいるので、そういう部分でも勉強になるっていうか、ライバル心もあってお互いに切磋琢磨できていますね。

――ア式では様々なポジションをこなす機会がありますが、どこが一番やりやすいですか?
 (試合に)出れればいいですけど、やっぱりトップ下が好きです。点も取りたいし、ゴールに絡みたいってことで。

――自分の持ち味は?
 身体能力がないんで、とりあえずボールを失わないことと、簡単なミスをしないことですかね。

 

1/2

 

(TEXT=村山裕太、PHOTO=普川まど香)

 

 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる