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  春リーグ、全日本インカレではチームを精神的な支柱としてつねに盛り上げ続けた前田和樹(人4)。彼の持ち味は恵まれた身体能力から放たれる強烈なスパイクである。さらにはそのスパイクに一層磨きをかけ、ブロックの間を抜ける安定性も身につけた。いまいちばん頼りになる存在に秋リーグでの抱負について語ってもらった。





 

氏名:前田和樹
ニックネーム:カズキ
学部・学科:人間科学部スポーツ科学科
生年月日:S58.8.17
身長・最高到達点:183cm・330cm
ポジション:サイド
出身高校:金沢商高(石川)
出身地:石川県金沢市
血液型:A

――特にリーグ戦の課題から夏の企業合宿はどのような点で成長できましたか?
  成長というよりは練習の積み重ねで成果が見えてくればいいと思っています。春リーグはでだし4年生もあんまり盛り上がっていなくて、4連敗してしまいましたから。スタートからもっと4年生が引っ張っていければ、また違った形でチームの調子上がってきたと思いますし。そこの部分に関しては初戦の重要性を感じましたね。

――リーグ前の練習でチーム全体として伸びたと感じるところは?
 バックアタックが伸びたと思います。(黒木)陸(スポ2)が入って、(北沢)浩(スポ2)もライトのバックとかも使うようになったので、あれはまずまずじゃないですかね。それと選手個々の能力が安定して息が合うようになりました。

――個人的には?
 ちょっと安定したくらいですかね。でも、サーブはまだまだ安定してないです。入るときと入らないときが極端なので、そこをどうするかだと思います。(サーブが)入らないときは、とりあえず入れてくことを考えて、入る感覚を掴んできたら、強いサーブに切り替える感じでいければ、うまくいくと思います。

――サイドって言うポジションをやられていますが、レシーブでは安定感を見せていますね?
 すべての面で安定できるように心がけて練習しているんで。


 

インカレ以上の活躍を期待したい。

――いま一番努力していることは?
 サーブ、レシーブを安定させることですかね。毎回、一番力を入れていく部分なんで。

――キャプテンがコート不在のなか、副キャプテンとして意識していることは?
 声をだすことです。(後輩が)ミスをしても励ますって言うか、落ち込まないようにうしろから声出してやるっていうところはいつも考えています。

――いまのバレー部の雰囲気としては?
 それぞれ方向性を持っていて、まとめるのに難しい側面もありますけど、順調にチームができつつあると思います。

――(藤森)亮介(人4)さんとの方向性の違いは?
 試合中、亮介はリベロなんで試合に出ていないときは自分が引っ張っては行きますけど。そのほかの部分に関しては、キャプテンを信頼しているんで亮介についていくだけですね。

――最後のリーグ戦に対する思いは?
 みっともない試合だけはしたくないです。負けても思い切りやって結果がでれば、それでいいと思っているんで。

――卒業後の進路については?
 とにかくバレーを続けられればいいという思いだけですね。  

 

  謙虚な姿勢をくずさない。バレーに対しては厳しい一面を話の節々に覗かせた。練習中もその姿勢は変わらない。それが大学に入ってから大きな成長を支える原動力となったのである。秋リーグでは安定したプレーのもとチームを上位リーグへと導いていってほしい。

特集
男子バレーボール部特集「FLY AWAY〜空飛ぶ男たちの勇姿〜」

関連URL
早大バレーボール部公式サイト
全日本大学バレーボール連盟
関東大学バレーボール連盟

 

(TEXT=村山裕太、PHOTO=横山真弓)

 

 


 
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