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ア式蹴球部

第15回アジア競技大会2006/ドーハ 日本代表選出 
ア式蹴球部 山本脩斗選手インタビュー


前のページより)



 

 

――ア式は走るサッカーを目指すんですか?
 いや、ア式はつなぐサッカーで基盤は変わらないんですけど、その中でもやっぱり動かないとだめだし、考えるサッカーっていうのは取り入れようと。それで夏休みくらいから意識は変えていくっていうのは(監督が)言っていましたね。

――今やっているU-21の親善試合を見て何か思うことはありますか?
 「ここにも呼ばれたいなぁ。」って。もっと自分のプレーをしてアピールして、呼ばれるようになれたらいいなという気持ちはあります。

――サッカーの試合はよく観るのですか?
 代表の試合はけっこう見ます。あと『スーパーサッカー』とかで海外のプレーも。やっぱり海外の試合は面白いです。

――好きな選手はいますか?
 海外ではカカとかロナウジーニョですね。日本では小笠原選手です。高校の監督が小笠原選手の恩師でもあるし、やっぱり同じ盛岡っていうので昔から頑張ってほしいと思っていたし、憧れのようなものがありました。

 

 

――アジア競技大会中は、授業はどうなるんですか?
 試合参加証明書を出します。でも公欠にはならないのでキツイにはキツイですね。スポ科はけっこう出席重視なんで。まぁそこはうまく頑張ります。

――これだけは持っていかなきゃっていう物はありますか?
 iPodですね。音楽大好きなので。あとは本ですね。本は今年に入って読むようになりました。それまでは本に全然興味なかったんですけど、3月に大学選抜でスペインに行ったのがきっかけで暇だから買ってみようっていう感じで。なんだったかな、『ナラタージュ』だったかな。恋愛小説系を買ったんですよ。それで以外とはまってスラスラ読んで、それから『東京タワー』とか『ダ・ヴィンチ』とか、色々と。本があるとすぐに時間が過ぎますね。昨日は『手紙』を読み終わりました。なので今回も何冊か買っていこうかなって。

――それでは最後に、アジア競技大会で初めて山本選手のプレーを見る人達に見てもらいたいところと抱負を教えてください。
 やっぱり前を向いたときのドリブルとかゴール前のヘディングを見てもらえたらいいなと思います。みんな高いレベルで上手いんで、数週間でもその中で練習と試合をするだけで自分の意識も変わってくると思います。この大会ももちろん大切ですけど、その後にも活きてくると思うので、しっかり練習も試合もしていきたいと思います。


 空中を支配する力強いヘディング。対戦相手にとって脅威そのもののドリブル。様々なポジションをこなす多様性に高い身体能力。そして何より、山本選手のプレーからは可能性が満ち溢れている。大学サッカーからアジアへ・・・。舞台は変わっても、いざピッチに立ったその時には、輝きを放った彼のプレーが必ずや人々を魅了することだろう。ドーハの地で貴重な経験を積み、多くのことを学ぶ彼に、日本から熱いエールを送りたいと思う。  

 

関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト

 

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(TEXT=五十嵐文子、PHOTO=村山裕太、神崎風子、横山真弓)
 


 
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