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――昨年度のインカレを振り返って。
兵藤:
去年のインカレは本当にチームの雰囲気や流れも良くて、(昨年の)4年生は試合に出てる人達は少なかったんですけど、4年生が引っ張ってくれた部分が大きくて。決勝はああいう結果になってしまったんですけど、そこにいく過程は去年のチームの中で一番良いサッカーが出来たんじゃないかと思います。
渡邉:
予選から準決勝までは非常に良い流れできたんですけど、決勝で全然自分達のサッカーをやらせてもらえなかったんで、すごい悔しい想いがあります。
ウィルウィン:
兵藤選手は昨年度のインカレでMFの優秀選手に選ばれていましたが、あの時の心境は?
兵藤:
(表彰式が)あんなに最悪な試合をした後だったんで、(選出されるのは)全員駒澤の選手で良いのにって思いました。試合のすぐ後だったし、気持ちも切り換えられなくて。本当にすごい悔しかったんで、今年は逆の立場になってやるって思いました。
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――三重でのグループリーグ戦(vs桃山学院大2−1、vs東北学院大6−1、vs静岡大3−0)を振り返って。
兵藤:
正直この3試合は早稲田として良い試合が出来たとは自分としては思ってなくて。パス回しが良かったとか、そういう部分があんまり無くて。まぁそれでも勝てるようになったっていう部分では本当に強いチームにはなってきているのかなぁとは思うんですけど、まだまだ足りない部分というか、予選だったから勝てたっていうのがすごいあったんで。桃山との試合も千真のすごいシュートがなかったら、引き分けとか負けでもおかしくないような感じだったんで、予選はそんなに良くなかったかなと思います。
ウィルウィン:
ピッチの状態もけっこう悪かったですよね。
兵藤:
グラウンド状況もけっこう早稲田のサッカーは影響するんですけど、決勝トーナメントの3試合では良い試合が出来れば良いなと思います。
ウィルウィン:
渡邉選手はいかがですか?
渡邉:
全部兵藤さんの言う通りです(一同笑)。
ウィルウィン:
桃山学院戦での渡邉選手の2ゴールは素晴らしかったですよね。
兵藤:
天才です。ほんと天才です。
渡邉:
いや、天才は兵藤さんです(笑)。1点目は、とりあえず前向いてドリブルで仕掛けられたんでそのまま行っちゃおうかな、みたいな感じで。(ゴール前での)切り返しも上手くハマッたんで、あとは流し込むだけでした。ドリブルからっていうのがあんまりないので、1点目は良かったですね。2点目もただ思いっきり撃っただけだったんで、上手く入って良かったです。
兵藤:
思いっきり撃ってあんなトコ入んないよ(一同笑)!羨ましい!あんなシュート、俺一生に一回あるかなぁ・・・。
渡邉:
けど撃てば入りますから、兵藤さんも。
兵藤:
それはね、入んないよ(笑)。シュートの威力が違うから!俺は枠に飛んだとしてもキャッチされるから、ヘロヘロ〜って。
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――トーナメント戦に向けて。
渡邉:
どこと当たっても厳しいと思うので、一試合一試合が勝負です。
兵藤:
ここまで来たら対戦相手にどこが来ても変わらないんじゃないですかね。ただ明治が・・・、それはびっくりだったよね。(*関東大学リーグ戦で優勝した明治大学はインカレのグループリーグ戦で敗退)高知大学(準々決勝の対戦相手)は去年のインカレで俺らが6−1で勝ってるんで、たぶん相当気合は入ってくると思う。しかもインカレで初めて決勝トーナメントに上がってきてると思うからすごい勢いがあると思うんで、そこは気を抜かずに、普段通りにやれれば良い結果が出ると思います。高知大学に勝つと次は駒澤か流経なんで、どっちがきても厳しい試合になると思うんで、まずはトーナメントの初戦で勢いをつけていきたいなっていう感じです。対戦成績から言ったら今季は駒澤に2勝してるんで、やりやすいとは思いますけど、流経には逆に2連敗してるのが嫌なので流経でも良いです。でもまずは初戦です!
ウィルウィン:
決勝まで上がったら、対戦相手はどこが良いですか?
兵藤:
まぁ順当にいったら法政が上がってくるような気がするんですよね。中京も明治に勝ったから侮れないですけど。
渡邉:
学芸も法政にリーグ戦で勝ってるし。
兵藤:
トーナメントをしっかり勝って勢いをつけておけば、決勝の相手はどこが来ても良いです!
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