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（前のページより）
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ライバルだと語る江里口選手とのバトンパスのシーン。
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――早稲田の短距離チームの雰囲気はいかがですか？
みんな仲良いんですけど、そこで仲良いだけでなくてライ
バル心があるというか。やっぱり「こいつには負けたくな
い」という気持ちはひしひしと伝わってくるんで、常に緊
張感を持って練習できますね。
――その中で、ライバル、意識する選手は？
江里口(匡史・スポ２)ですね。結果では負けたくないんで
。江里口の活躍はいい目標にもなります。あいつがオリン
ピックに出て僕が出られないとすごく悔しい思いをすると
思うので、江里口が(北京オリンピックを)目指しているの
で僕も目指していきたいと思います。
――仲の良い選手は？
学年は違うんですけど、木村(慎太郎・スポ3)さんです。仲
良くしてもらってます。
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パソコンが好きだという栗崎選手は、競走部のHP管理委員
も務める。
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――有望な後輩も入ってきましたが。
そうですね、うかうかしてると抜かれそうなんで、先輩と
して負けないようにやっていきたいです。
――後輩が出来て変わった点はありますか？
(寮での)当番がなくなって生活が楽になりました(笑)。あ
とは、正直まだ(先輩になった)実感は出来てないんですけ
ど、ただ言われるがままにやってきた1年生の時と違って、
僕らが今度は1年生に色々と伝えていかない立場なんで。そ
ういうのを感じてきてますね。
――今年は400mにも挑戦されると聞きましたが。
はい、記録会で走りました。気分的には100mの方が好きで
すけど、肉体的には400mの方が向いてるんだろうなと思っ
ているので。ただ、400mは本当にツライです(笑)。
――練習では短短(100m系)と短長(400m系)のどちらに？
短長で今はやっています。冬から先生に「短長に行け」
って言われて。SDとかそういう専門練習のときやバトン練
習のときは短短に行くっていう感じです。
――大学生活についてお聞きします。単位の方はどうでし
たか？
単位は一応全部きたんで、すべて取れて安心してます。
――寮生活はいかがですか？
今までは、当番とか他の人に見られてるっていう意識があ
ったりして慣れない部分があったんですけど、今年に入っ
てからは慣れてきて寮にいるのが楽に感じてきました。今
は楽しく生活出来てます。
――休みの日はどうやって過ごしていますか？
僕はパソコンが好きなんで、パソコンをいじったり、木村
さんと一緒に出かけたりしてますね。
――将来的にはどんな選手になりたいですか？
末續(慎吾・ミズノ)選手のように、もっと下の世代に陸上
を伝えていけるような選手です。ヨーロッパの方と比べる
と、日本では、陸上は日本選手権などの大きな試合でも客
席が満員にならないようにあまり人気がないので、もっと
陸上を広めていきたいです。タイム的な目標で言ったら200m
で19秒台を出すことです。
――最後に今季の目標、抱負を教えてください。
遠い目標では、今年オリンピックがあるので、A標準(20秒59)
とは言わないまでも(オリンピック派遣記録の)B標準の20秒73
を切って北京オリンピック出場。近い目標では関カレ、全
カレで優勝することです。
非常に礼儀正しいさわやかな好青年といった印象の栗崎選
手。冷静で落ち着いた話しぶりの中にも、今シーズン怪我
からの復活にかける強い思いが感じられた。
現在、競走部はトラックシーズンの山場である関東インカ
レの真っ最中(5月17〜18、24〜25日、場所:国立競技場)。
栗崎選手は24、25日に行われる200mに出場予定。世界をも
見据えるエンジの若きスプリンターが、今後どんな走りを
見せてくれるのか大いに注目である。
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関連URL
早稲田大学競走部公式サイト
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