中川裕平選手に引き続き、今回特集するのはWILLWIN期待の大型新人、小井土翔選手。ジェフユナイテッド市原・千葉U-18を経験し、今季リーグ戦ではスタメン出場も果たしている。積極的にゴールを狙う姿が印象的な選手、今回はその小井戸選手に早慶サッカーににむけての意気込みを聞いた。

	小井土翔選手　プロフィール 教育学部1年 市原八幡高校出身 ジェフユナイテッド市原 千葉U-18

――リーグ戦、第１節で投入されたときの印象はどうでしたか
　開幕戦で出れたということは本当に良かったことだと思います。この時間は、点を取らないといけない時間帯で自分を出してくれたということは、監督の気持ちにも答えて、点に絡みたいと思ってました。でもやっぱり大学リーグは自分の今まで中学高校時代とは違って、先輩たちは体も大人になっていたし、自分はまだまだそのような面で未熟な面もあったのでやっぱりそこを改善していかなければだめだなという風に開幕戦で実感しました。

――10節11節のスタメン出場の経緯は？
　監督に聞いてみないとわからないけど、いろんな選手が怪我をしている中、自分はその間、特に怪我をせず、やってこれたのが一番だと思います。スタメンで出ていた先輩が怪我をしていたので自分がそのポジションを埋める形で出場したというかんじですね。

――１年生ながらも積極的なプレーが印象的ですが、試合前に考えていることは？
　考えてやるというよりも、思い切って。逆に１年生だから思い切ってやろう、最後はシュートで終わろうという風に思っていたので。１年生は逆に考えず、いければいいのではないかなという感じでしたね。

――FWが、途中でMFのポジションになりましが、その点はどうでしたか？
　やっぱり自分は中学高校とFWをやってきて、そういう面ではMFをやるということは不安もあります。でも一個後ろにいる野田さん(野田明弘　スポ2)が自分のプレーを生かすように色々指示を出してくれたので、すごく自分が動きやすくなりました。

――特に尊敬できる先輩はいますか？
　野田さんがバックで自分が右サイドバックいるんですが、指示出してもらったりして本当によくしてもらっています。ポジションは違うんですが、人間として尊敬出来ますね。

――試合に入る前の心構えとかはありますか？
　特にそのようなものはないんですが、あるとしたら、ばてないように水を飲むとか。(笑)そんな感じですね。最近ちょっと暑いので。ちょっと多めに水をとらないと！

――練習と授業は大変ですか？
　自分は自己推薦で早稲田に入って。それはそれで嬉しかったのですが、それが逆に一般受験で入った人たちとも、一緒の授業でついていかなければならないというのは正直大変です。教育学部は出席重視っていうのもあるので、練習と被ったら、やっぱり学校優先にして、練習は出たり出なかったりという時もありますが、勉強も大切にしていきたいと思います。やっぱりサッカーだけやってれば良いというものではないと思うので、勉強もしっかり頑張りたいと思います。

――早稲田に決めた理由は？
　高校時代のサッカーの監督が早稲田出身であったということもあって。将来的にはやっぱりプロになりたいんですけど、その後も指導者とかいろんな道に進みたいということもあったので、そのようなことも含めて一番進みやすいのは早稲田かなということがありました。

	授業の話になると大学1年生としての一面も見えた。

――早慶戦に対しての意気込みお願いします。
　全く早慶戦というものがどうゆうものなのかイメージがないのですが。やっぱり、クラスの仲間とかも頑張れよっていうほど、学校内でも注目されていると思っているし、他の試合と違うので。意気込みと言うと慶応だけには絶対に負けたくないという気持ちはあります。

――他の試合に比べて早大生がたくさん来ますが？
　やっぱり注目されているし、そのピッチに立ちたいと思うのは当たり前に思うことなので、出れるように日頃頑張っていこうと思います。

――早慶戦の観客に一番どこを見てほしいですか？
　どれだけ走っているか、どれだけ気持ちを出してプレーしているかというところを見てほしいと思います。普通の試合とは違うといったら言葉はおかしいかも知れませんが、そのような雰囲気でできるので、やっぱり闘争心みたいなものを見てほしいです。

　大学で自分自身の未熟さに気付いたという小井土選手、自分自身の課題もはっきりしている。“今は練習も勉強も両立させたい”と先を見据えることが出来る期待の新人、小井土翔のこれからの成長から目が離せない！。

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