早慶サッカー定期戦特集第二弾は富山貴光選手インタビューです。リーグ戦序盤のチームの危機、現在の好調の要因から自身3度目の早慶戦に対する思いまで語っていただきました。
――まずここまでのリーグ戦を振り返っていただけますか?
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富山貴光選手プロフィール
スポーツ科学部 3年
矢板中央高校出身
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まだ前期はあと1試合残して現在首位で良い感じできてるんですけど、初戦勝ってその次の試合から中々勝てない試合が続いてそこからまたやり直そうってチーム全体でなったんで、それが多分今の順位になってると思うんですごい良い感じできてるなっていう風に感じています。
――昨年と違うと感じる部分は?
昨年と監督の言ってることは変わらないんですけど、選手全体にやっぱり我慢強さっていうのがあって、守備の部分とかで我慢強く耐えて、攻撃に移って、守備から攻撃の早い切り替えで得点までいい感じになってるかなっていう風に感じます。
――ご自身のプレーを振り返っていただけますか
今季まだ3点しか決めてないんすけど、全然自分的に満足いってなくて、コンディション的にもメンタル的にもまだまだ足りない部分があるんで、その辺をもっともっとあげていけたらもっとチームに貢献出来るかなと思うんでこれからもっともっとコンディションあげてもっと点取ってチームを助けられるように頑張っていきたいと思います。
――5月7日の筑波大戦から3試合勝ち星のつかない試合が続きましたが、チームの雰囲気はいかがでしたか?
ポジティブな声は掛けていたんでなかなか勝てないときが続きましたけどそこでもやっぱり我慢強さというか、そういうところで耐えれた結果が今こうやって結果に結びついてると思うんですごいあそこでくすぶったことはありましたけど、今の現状を見るとあそこで一回そうなったのがよかったのかなと思います。
――その後5月29日からリーグ戦4連勝ですがチームがよくなる転機みたいなものはありましたか(※取材を行ったのは6月23日)
やってることは基本的に変わんないんですけど、もう一回再認識っていうかもう一回初心にかえってやろうってチーム全体でなってたんでそういうところ、チーム全体がさぼらずやった結果が今の結果になってると思うんでそういうところを見直せたのが今の結果になってるかなと思います。
――現在のご自身の調子は
あんまり調子はよくないんでもっともっと体のキレとかコンディション上げていってもっとチームに貢献出来るように頑張っていきたいと思います。
――3年生になられて、後輩の方々にアドバイスなどすることはありますか
そんなアドバイスできるほどのプレーヤーじゃないんで、これっていうのは言えないんですけど、プレーで引っ張っていけたらなとは思いますね。
――後輩の方とは仲はいいですか
そうっすね、まあ基本的になめられてるんで(笑)
――富山選手のように1年生から活躍している近藤選手にはどのような印象をお持ちですか
いや、すごい良い選手だなと思うし、前にどんどん行けるし、すごい期待してるんでもっともっと出来る部分もあると思うんで、これからの成長を期待するばかりです。
――自分が引っ張らなきゃという思いはありますか
去年から自分が点決めてチーム助けてやろうって思ってるんで今年はもうそれ以上にやっぱり4年生に感謝しながらもっともっとチームに貢献したいなあと思います。
――プレッシャーは感じますか
基本的にプレッシャーというのは毎回感じないんで、そういう感じないところがいいのか悪いのか分かんないですけど、それでもっと良いプレーが出来たらいいなと思います。
――3年生はどんな学年ですか
3年生ほんと基本的に仲良いんで、先輩がほんと気持ち悪いっていうくらい一緒にいるんで(笑)
――プライベートも?
そうですね、たまにみんなでどっか行ったりもしますし、後は各々で遊んだりもしてるんで基本的にみんな仲良いかなと思います。
――試合が続いていますが、疲れたときのリフレッシュ法などはありますか
基本的に寝るっていうのはあるんですけど、ちょっと前はワンピース読んだりとか、漫画読んだりとか、インターネットでアニメ見たりとか、そういうので息抜きはしてます。
ワンピース最近流行ってるなと思って全巻集めて読み始めました。
――最近の日本代表やU-22の試合はご覧になりましたか
そうですね、サッカーの試合は大体見るんで。
――感じたことは?
U-22は一番近い世代なんですごい刺激を受ける部分があります。こないだ一回アジア大会行ったときに出てる選手が活躍してるのはすごい嬉しいこともある反面、すごい悔しいていう気持ちがあって、これから負けないでもっともっとあいつには負けないでやろうって思いながらいつもサッカーしてます。
――やはり同世代の活躍は意識されているんですね
そうですね、同世代も、下の年代もどんどん活躍してきてる選手がいるんでそういう選手に刺激もらって毎日毎日もっともっと努力していかないといけないなって、感じます。
――ご自身3度目の早慶戦を迎えるわけですが、回を重ねるごと何か思いなどは変わりましたか
1年、2年って負けてるんで、次の年は勝とうって毎回思うんでほんと今年は絶対勝って去年とか一昨年の分見返してやりたいなって思います。
――リーグ戦とは違って早慶戦は特別ですか
そうですね、やっぱり雰囲気とかも全然違いますし、国立競技場で出来るっていうのは中々無いんで、その中で観客も一万人くらい入るんで、だからすごい気持ちよくサッカー出来るなっていう風に感じはします。
――大勢の中でプレイするっていうのはやはり違いますか
そうですね、やっぱり見られてる、応援してくれてるっていう中でやるのはすごい力になるし頑張ろうと思います。
――慶應の選手とお話されることはありますか
選抜とかで河井(陽介)さんとかよく話すんで「早慶戦のとき絶対負けないぞ」とか「今年も3-0で慶應勝つぞ」とか言ってくるんで、心の中でくそっと思いながら(笑)今年は絶対勝ってやろうとおもいますね。
――今季の慶應の印象は
まだ試合はやったことないんですけど、すごい周りの情報的には良いって聞いてるんで、その中で自分達のサッカーやってしっかり勝てたらいいなと思います。
――警戒している選手などはいらっしゃいますか
やっぱり河井さんが一番面倒くさいし(笑)フリーにしたらほんとやっかいな選手だなと思います。
――では今の早稲田の強みは何だと思いますか
やっぱり我慢強さっていうのと、守備から攻撃の速さ、切り替えの速さ、っていうのが去年からもっともっと更に向上していってるなって思います。
――逆に課題は何か感じていますか
良い流れできてますけどこないだ6点取れたっていうのはすごい大きかったんですけど(6月18日青山学院大戦)まだまだ得点の上では1-0とかのゲームが多いんで攻撃面でまだまだ課題があるかなっていう風に思います。
――富山選手個人の早慶戦での目標はありますか
チームに貢献するっていうのは一番ですけど、フォワードなんで点取りたいっていうのは一番の思いですね。
――ここに注目してほしい!というところは
得点がやっぱり見てほしいところですけど…じゃあスパイクってことにしときます(笑)ちょっと派手なスパイクなんですぐに目立つかなと思って、そうすれば自然と見れるかなって。
――最後に早慶戦への意気込みを!
去年、一昨年ほんと完敗してるんで、今年は逆に圧勝出来るように頑張っていきたいと思ってます。
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取材中「もっともっと」と自分を高めようとする言葉が印象的でした。
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フォワードでありながら、献身的なプレーでチームを支える富山選手。今年こそ三度目の正直、富山選手の活躍と早稲田の大勝を期待します。
富山選手のちょっと派手なスパイクから生み出される、勝利を導くプレーに注目です!
関連URL
ア式蹴球部公式ホームページ
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