WasedaWillWin.com
 


  

 10月10日に控える駅伝シーズンの開幕戦・出雲駅伝の直前企画として、今回は平賀翔太(基理3)選手のインタビューをお届けします。昨シーズンは学生三大駅伝すべてにおいて主要区間を任され、いずれも区間5位以内と見事な成績でその責任を全うした平賀選手。今季は今年1月に行われた箱根駅伝後の故障に苦しみながらも、関東インカレ・日本インカレ共に出場種目での入賞を果たし、日本人トップ選手が集う日本選手権にも出場。夏合宿を終え徐々に調子を上げている平賀選手に駅伝シーズンを目前にした意気込みなどを語って頂きました。





 
平賀翔太選手プロフィール
  早稲田大学基幹理工学部3年
 佐久長聖高校・長野県出身
 自己記録 5000m:13分45秒83
       10000m:28分41秒42  

――昨シーズン三大駅伝三冠を達成した後、生活に変化などはありましたか?
 たくさんの人が見てくれているんだなということは感じました。

――昨年はチームのエースといっても過言ではない存在でしたが、その中で気持ちの変化や責任を感じられることはありましたか?
 昨年はどの駅伝でも主要な区間を走らせてもらったので、その中でしっかりと走らなければいけないなという気持ちはありました。

――昨年の走りなどを通して成長を感じられたことはありましたか?
 自分の中では昨年の駅伝で三大会ともまずまずの走りができたと思うので、そのようなところは成長できたと思います。

――上級生としてチームを引っ張っていこうという意識は日常的にありますか?
 はい(笑)。

――それに対してご自身で気を付けていることや努力していることはありますか?
いろいろ口で言ったりする方ではないので、日々の練習やレースでの走りで引っ張っていけたらいいなと思っています。

――今季の調子はどうですか?
 ここまではどのレースでもあまり思うような走りができなかったという感じです。

――その原因は?
 今年の箱根が終わってから少し怪我をしていた時期があって、それが治ってから思うように感覚が戻らなかったことですね。

――トラックシーズンでは、どのような目標を掲げて臨まれたのですか?
 ベストを更新したいなということを思っていました。去年がとても良かったので今年も去年以上のタイムを出せたらと思ったんですが、今季はまだベストを出せていないですね。


 

トラックシーズンでの主な成績
関東インカレ:ハーフマラソン 7位
日本インカレ: 10000m 5位

――関東インカレの結果(ハーフマラソン7位入賞)についてはどうですか?
 優勝するという目標だったんですが、満足のいく走りができなかったなと思います。

――では、先月の日本インカレの結果(10000m5位入賞)についてはどうですか?
 夏合宿をやってある程度練習ができてきたので、その中で手ごたえはつかめたかなと思います。

――タイム等については、ご自身の中でどのように感じていますか?
 タイムは全然満足のいくものではないです。

――インカレでは、チームとして二冠を達成されましたね。
 チームとして、(関東インカレ、日本インカレ、三大駅伝の)五冠を目標にしてやっていますので、まずはニ冠が取れて良かったと思います。

――夏合宿はどうでしたか?
距離は踏めたんですけど、スピード練習とかはちょっと思うように走れなかったかなという感じです。

――手ごたえや収穫などはありましたか?
 今年はずっと調子が悪かったのですが、ちょっとずつ合宿をやっていく中で(調子が)戻ってきたので、その辺が良かったと思います。

――昨年の夏合宿と比べてどうですか?
 夏合宿の時期で比較すると、昨年の方が走れていたかなと思いますが、駅伝までに仕上げられればいいかなと思います。

――現在のご自身の状態はどうですか?(取材を行ったのは10月2日)
 春や夏に比べると上がってきたと思うので、このまま駅伝までにしっかりと調子を合わせていけたらと思います。チームの他の人のことは良くわからないんですが(笑)、僕自身は調子が上がってきたと思います。

 

1/2

 

(TEXT=猪野史夏、PHOTO=染谷知里)

 

 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる