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 箱根駅伝直前選手インタビュー、第7弾は萩原涼選手(人3)です。
二年前の箱根駅伝で華々しい大学駅伝デビューを飾った萩原選手。その後は不調などに苦しみ駅伝出場を逃してきましたが、箱根駅伝のエントリーメンバーには毎年選ばれる実力者です。
そんな萩原選手に箱根を目前に控えた現在の心境などについて伺いました。




 
萩原涼選手プロフィール
  人間科学部3年
 神奈川・早稲田実業高校出身
 自己記録 5000m:14分24秒89
       10000m:29分37秒95
ハーフ:66分00秒  

――現在の調子はいかがですか。(取材を行ったのは12月17日)
 しっかり集中練習をこなせていますし、練習を積めているので良い状態だと思います。

――チーム全体の状態は?
 みんな良い調子だと思います。

――特に調子の良さそうな選手はいますか?
  前田(悠貴、スポ3)ですかね?20kmの練習とかでも、ラストでフリーになってから大迫(傑、スポ2)に勝ったりしてるんで、調子が上がってきていると思います。

――出雲・全日本は出場できませんでしたが、その点については?
 春夏と調子が悪かったんでメンバーに選ばれるとは思ってなかったんですが、走れないけどみんなと一緒に勝とうという気持ちは持っていました。出雲・全日本はだめでも、箱根ではメンバー入りできるようにという気持ちもありました。

――今回16人に選ばれた要因はどこにあると考えますか?
  夏にしっかり走り込んで、最近も練習は積めていたので、距離にしっかり対応できる力がついたことかなと思います。

――箱根で走りたい区間などはありますか?
 やっぱり前々回大会で7区を走って区間6位に終わってしまったので、7区でリベンジしたいですね。

――やはり箱根を一度経験しているという点は大きいですか?
 そうですね。一度経験したことで箱根がどんなものかもわかりましたし、その時は1年生だったのでとても緊張してしまいましたが、今回は緊張もなく臨めると思います。

――学年の雰囲気はどうですか。
 みんな駅伝にもメンバー入りしてくるし、チームの中心にもなってくる力のある選手が多いので、3年生のみんなと切磋琢磨しながら成長できて良い雰囲気だと思います。

――3年生は温和な方が多い印象です。
 そうですね、つんつんしたりする人もいないしみんな優しいです(笑)。練習で誰かがうまくいかなかった時とかは、「こういう時もあるよ」って声をかけたりとか、コミュニケーションは良く取っています。

――萩原選手にとって箱根駅伝とは?
 やっぱり箱根駅伝は「絆」だと思います。絆がなければ総合優勝とかそんな大きい目標は達成できないと思いますし、駅伝の場合みんなの絆がなければどこかで歯車が狂って上手くいかなくなってしまうと思うので。

――今の早稲田の絆は?
 みんな総合優勝という目標に向けてすごくまとまっていると思います。

――箱根での個人の目標は何ですか?
 やっぱり7区でリベンジして区間賞を取りたいですし、区間賞を取れるような走りでチームにも貢献したいです。

――チームとしての目標は?
 やっぱり総合優勝です。本当は往路優勝と復路優勝をした上での総合優勝とも言いたいんですが、やっぱり最終的に総合優勝できればなと思います。また大手町で渡辺監督を胴上げしたいです。

(TEXT=染谷知里、PHOTO=鈴木崇広、矢野真由実)
 


 
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