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 箱根駅伝直前選手インタビュー、第6弾は西城裕尭選手(スポ3)です。
「あいつは実際めちゃくちゃ強いんですよ。」−昨年のちょうど今、先輩の高野寛基さん(=平23スポ卒)が西城選手をこう評価していました。
箱根で山下りを沸かせた大先輩からの言葉の真意とは。




 
西城裕尭選手プロフィール
  スポーツ科学部3年
 東京・早稲田実業高校出身
 自己記録 5000m:14分23秒3
       10000m:30分33秒08
ハーフ:66分14秒  

――現在のコンデションは(取材を行ったのは12月17日)
 9月の下旬に怪我をしてしまって、1ヵ月くらい走れなかったんですけど、そこから徐々に回復してきて。まだ万全とは言えないんですけど、8割がた調子が戻ってきたっていうかんじです。

――昨年の取材の際には、「山下りの練習をがんばっている」とお聞きしました。今年もそれは継続している?
 そうですね、はい。今年も。やっぱり昨年度高野さんの走りが素晴らしい走りだったので、なおさら「走りたい」っていう思いが強まりました。高野さんを超えるような走りがしたいなっていう思いはあります。

――起用されたらどのような走りをしたいですか?
 今年は怪我をしてしまって、自分の中でちょっと気持ちが折れてしまっていた時期があったんです。でもそういう時に多くの方に支えて頂いたので、そういう方々に感謝の気持ちを込めた走りができたらいいなと思います。

――西城選手の走りの強みは
 やっぱりラストスパートには自信があるので、ラストまで競って来れればラストで負けることはないかなっていうのはあります。

――3年連続の箱根エントリーとなりました。
 3年連続なんですけども、一度も走れていないので、本当に「今年こそは走りたい」っていう気持ちは強いですね。あと、やっぱり来年は最上級生ということで、箱根を走ってるのと走ってないのでは引っ張る上でもだいぶ変わってくると思うんです。だから今年はなんとしてでも走りたいなっていう気持ちはあります。

――箱根でのチーム目標は優勝ですか?
 そうですね。出雲、全日本と優勝を目指していたんですけど、残念ながら優勝できなかったので、箱根駅伝ではなんとしてもっていう気持ちで。

――そのためにチームとして必要なことは何だと考えていますか?
 気持ちを一つにして100パーセント以上の力を出していくっていうことが大事かなと思っています。

――それを踏まえて、ご自身の役割は
 3年生で引っ張る側の立場なので、やっぱり走りでチームを引っ張っていければいいなと思っています。4年生のサポートをしながら。

――西城選手が考える箱根の注目ポイントは
 そうですね〜(笑)、やっぱり走るからには自分のところを注目してほしいなっていうのはありますね。

――箱根への意気込みをお願いします。
 今年2つ落としているので、箱根はなんとしてでも優勝したいなと思います。

(TEXT、PHOTO=矢野真由実)
 


 
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