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田口大貴選手プロフィール
  スポーツ科学部2年
 秋田・秋田高校出身
 自己記録 5000m:14分23秒6
       10000m:30分21秒00  

――現在の調子は(取材を行ったのは12月25日)
 今はかなり状態が良いですね。

――集中練習は順調に積めましたか?
  最初は練習を積んでいくのが結構久しぶりだったので苦戦したんですけど、後半になって少しずつ動けるようになってきて。今はかなり良い状態まで仕上げることができました。  

――上尾ハーフではスタミナ不足を課題として挙げていましたが、その点はどうですか?
 その点はずっと課題としてやってきたので、だいぶ改善できたかなとは思います。今はスタミナの部分に対してあんまり不安はないです。

――去年の今頃と比べると力がついてきているのをご自身では感じますか?
  そうですね、去年と比べるとだいぶ力はついたのかなと思います。

――チーム状況はどうですか?
 もうやるしかないと思っている中での集中練習だったので、それを経てだいぶチームの状態も上がってきたのかなと思います。

――現在チームで調子の良い選手は?
 田中さん(田中鴻佑、法3)ですね。田中さんは安定して秋以降強さを出してきていますね。

――箱根を間近に控えた現在の心境は?
 僕はエントリーに入るのも初めてなので。でもやらなきゃいけないことはやってきたと思っているので、自信を持ってスタートラインに立てればいいと思っています。あとはもう準備をしっかりやっていきたいかなと思っています。

――箱根のイメージは?
 箱根に関してはやっぱり距離が長いっていうのはあるんですけど、何より注目度の高い駅伝の試合なので本当にいろんな方から声もかけていただいていますし、そういった面で自分が今までやってきたことを多くの人に見てもらえる機会でもあるのかなって思います。

――箱根の長い距離に対しての不安はないですか?
 そうですね、今まで5000m、10000mではあまり良い結果は出てないんですけど、ハーフに関してはわりと安定して結果を出せている種目でもあると思っているので。その点に関しては、長ければ長いほど僕にとってみれば良いのかなとは思いますね。

――箱根で走りたい区間はありますか?
 今年は復路を希望していますね。

――具体的には何区を?
 7区や10区あたりですかね。特にゴールテープはちょっと切りたいなっていうイメージはあるので、そう考えれば復路のなかでも10区は走ってみたいかなと思いますね。

――今までに駅伝でアンカーを走った経験はありますか?
 いや、ないですね。僕自身、高校はそんなに強くない高校だったので、必ずスタートの1区とかをずっと走っていましたね。

――では1区に関しては?
  もちろん1区も走りたいなとは思うんですけど、やっぱり今のチーム状況を考えると僕は今年は復路なのかなと。1区に関しては来年以降は狙っていきたいと思います。  

――ロードで得意なコースは
 僕はあんまりアップダウンの激しいようなところではなくて、上るならずっと上っていたりだとか、ずっと下っていたりだとか。コースの起伏がそんなに激しくないというか、同じようなコースをずっと走る方が僕自身は好きですね。

――緊張はする方ですか?
  緊張は結構しますね、はい。するほうだと思います。でも緊張するのはどっちかっていうと前日とかではなくて、1週間前だったり、ちょっと時間がある時だったりにかなり緊張するんです。前日になると逆にもう緊張するだけしているので、試合に近い段階ではあまりしないほうですね。

――レース前に必ずすることなどはありますか?
 中学生の時から、ジャンプを3回しますね。これはレースでスタートラインに立ったときには必ずやります。当初は特に意識して始めた訳でもなく、自然にずっとやっていました。今となっては、もうそれをやらないと落ち着かないかなという感じですね。

――箱根ではどんな走りがしたいですか?
 僕に1番求められているのは、安定感だと思います。多分チームの人たちはみんな、僕が走ったらひやひやすると思うんですけど(笑)、でもしっかり皆に落ち着いて見てもらえるような安定した走りを目指したいなと思います。

――箱根でライバルとなる大学は?
 やっぱり出雲・全日本で前にいた駒澤大学、東洋大学の2校は意識しますね。

――その2校に早稲田が勝る部分というのは何だと思いますか?
 勢いに乗った時のチーム力は間違いなくうちが1番だと思いますね。そこはどの大学にも負けない自信があります。なので、箱根に関してはいかに自分たちらしい、早稲田らしい駅伝ができるかっていうところがひとつのポイントになってくると思います。

――箱根でキーとなる区間はどこだと思いますか?
 やっぱり往路の前半区間じゃないかなと思います。そこで流れを作っていただけたら、復路の選手も走りやすくなると思いますし。今まで出雲、全日本と先手を打たれてきているので、そこで流れを作ってこられるかが僕が思うひとつのポイントなのかなと思います。

――チーム、個人としての目標をお願いします。
 チームとしては、総合優勝をずっと目指してきました。自分としては、本当に今状態がすごく良いので、優勝するために個人としても区間賞、最低でも区間3番以内は目指していきたいかなと思います。

――最後にファンの方へ一言お願いします。
 出雲、全日本と負けてしまっているので箱根だけはしっかり勝てるように、あとは早稲田らしい駅伝を応援してくださっている方々に見せられるように頑張りたいなと思います。

 

(TEXT=関谷公子、PHOTO=矢野真由実)

 


 
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