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Twitterで気になるあの人と。超!マニア向け箱根座談会
 

前のページより)

――今回の箱根の展開としては
マニア:今年は去年の東洋大学みたいなダントツな感じはないですね。
ウィルウィン: 去年はダントツだと思っていた?
マニア:やっぱり5区が…あそこで大差がつくとやっぱり厳しい。
ウィルウィン:それがなくなると、やはりわからない。
マニア:結局やっぱり当日に、思った通りの選手が出せるかどうか…。
ポール:え、この人走らないの?って人が毎年必ずどこかにいるから。
ウィルウィン: 去年の早稲田とか…。
マニア:そっか八木(スポ卒・旭化成)走ってなくて…三田(スポ卒・JR東日本)もだ。
ポール:三田はもう…。
マニア:実業団入ってからすごい良い記録出しちゃって。
ポール:なんなんでしょうね、もともと地力あるのは知ってるんですけど!
マニア:相当プレッシャーあった感じ…ですかね。
コザイ:
そうですねー。
ポール:どうです?こう、新戦力みたいなのが区間賞とるパターンと、たとえば2007年みたいに(佐藤)悠基(東海卒・日清食品G)と竹沢(スポ卒・ヱスビー食品)と上野(中大卒・ヱスビー食品)と今井(順大卒・トヨタ九州)っていうのどっちが好きです?
マニア:新戦力っていうか、そもそも散らばらないでほしい。
ポール:
昔、藤田(駒大卒・富士通)が4区走ったあたりから、4区が準エース区間みたいになった時期があって、それが今3区にシフトしてるじゃないですか。そうするとどんどん前半が…って話をしていると、やっぱりここ…青山学院が。
マニア:前半にたぶん…出岐(4年)とか走ると思うけど、ここは後半も追える大学!だから復路で、ガンガン追ってくる大学のひとつだと思うので。
ポール:久保田か出岐、大谷(4年)…どれかが9区10区くらいにわまってくれたらめちゃくちゃ面白いですけどねー。
コザイ:
誰かはきそうですけど。
マニア:ですね。
コザイ:
小椋1区でしょ?
ポール:小椋むしろひっぱりそう(笑)
マニア:小嶺(4年)…山が…
ポール:
僕は松田(4年)になると思ってますよ。小嶺くんは、これまで実績があるけど、でも松田はずっと走る走るって言ってて試走タイムも良くてある意味隠し玉なのかも。
マニア:今回も、壮行会でのアピールは自分はとにかく山しかないって。青学は甲佐でこの主力以外も多くの選手が10キロを29分10くらいで通過して、そのメンバーがエントリーに入ってきてるから。
ポール:(メンバーが)変わっても十分おぎなえるんだよね。…山梨学院はどうなんですかね?
マニア:全日本のアンカーだった子がエントリーされてない。
ポール:森井(4年)ですね。怪我しちゃったのかなー。井上(2年)、オムワンバ(1年)。1区2区で…。
マニア:1区オムワンバとかきたらどうしよう(笑)
ポール:それは…「山梨にやられた…!」(笑)
コザイ:
独走されるかもしれないですよ(笑)
ポール:前に留学生で1区走ったの誰でしたっけ?アジアの…あと山梨も…。
マニア:でもオムワンバ1区はありかもしれない。





――最後に、箱根駅伝の魅力とは?
マニア:ひとつのドキュメンタリーですね。言っちゃえば、記録とかそういうのは全く関係ない。学生が、それを目標にして、いろんなところから上京して…。
ポール:
何年も続いている…早稲田とか明治とか、OBのしがらみが結構あるかと思いますけど、続いてるじゃないですか歴史が。青学だって約40年ぶりに途切れたタスキがね。
マニア:今昔物語になってたね。…コザイさんどうですか?
コザイ:僕はタイムも気になります。箱根のコースには歴代の選手達が積み上げてきた基準が出来上がっていて、その比較も楽しい。2区だと1時間6分台とか、総合タイムだと10時間台とか。道路で距離は中途半端だけど、歴代の積み上げてきたタイムが指標を作ってくれていますね。
ポール:箱根のときだけユニフォームの色っていうか…選手のツヤ、肌のツヤと、ユニフォームの鮮やかさが違うね。山の中で見た東海大のブルーとか。
マニア:輝きが違います。ツヤも違いますよね(笑)
ポール:いや、ほんとに。…テンションあがりすぎちゃって。
マニア:こっちの問題だよそれは(笑)
ポール:こっちの問題か(笑)
マニア:
いや、でも実際違うと思う。
ポール:違いますよやっぱり!
マニア:箱根はもうコースが良い!
ポール:どこ好きですか?
マニア:
どこだろう…あの…烏帽子岩。あそこは絶対カメラに抜かれる(笑)
ポール:あとあの東海道の松並木と…ね。あと現地観戦すると箱根の最初はヘリコプターが飛んできて。選手がきたのがヘリコプターでわかるっていうそれがもうたまらないですよ。僕、ニューイヤーと箱根だったら気持ちの盛り上がり1:99ですよ。
ウィルウィン:
去年の箱根の選手たちが出ても…?
ポール:
 1:99です。
コザイ:
来年以降は実業団どうですか?村澤が実業団に行きますが…。
ポール:僕は箱根が好きなんですよ。アマチュアスポーツの良さってあるじゃないですか。好きな選手がコニカミノルタ行くから来年からはコニカミノルタファンに、とかではない。
コザイ:
4年間っていう限られた時間があるから熱くなれるのかな。社会人だと次がありますが、学生にはチャンスは4回しかないので。

―まだまだ駅伝談義は尽きないが、今回はこの辺で、、、。
駅伝を語らせたら話の底がない御三方。とても興味深い話を聞くことができた。
箱根駅伝当日はtwitterを片手に議論を交わしながら、感動を共有しながらレースを追っていくのも楽しいかもしれない。
マニアさん、コザイさん、ポールさんありがとうございました。
もちろん現地観戦は@WasedaWillWinのアカウントとともに、、、。
 

3/3

 

(TEXT=内野芙紀、福島瑠都)

 

 


 
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