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2013/4/13[漕艇部]

第82回早慶レガッタ観戦ガイド

 4月21日、あと1週間後と迫った早慶レガッタ。明治38年(1905)に、隅田川向島で第1回大会が開催されて以来、2005年で74回、100年目を迎え、伝統の一戦となっている。よって早慶両校のかける思いは一段と強い。また、この対抗戦は「世界三大レガッタ」の一つに数えられており、一生懸命に漕ぐクルーの姿には圧巻である。そんな早慶レガッタだが、ここではプログラムやコース説明をもとに観戦をサポートしていきたい。これを知れば当日さらに盛り上がることは間違いないだろう。

  スタート 種目 スタート地点 距離
  9:00 開会式(デッキスクエア)    
1 9:30 早慶教職員ナックルクォド 言問橋上流 500m
2 9:50 墨田・台東両区招待ナックルクォド 言問橋上流 500m
3 10:10 東大・一橋OB招待エイト 吾妻橋上流 1000m
4 10:30 がんばろう東北!高校招待女子 吾妻橋上流 1000m
5 10:50 がんばろう東北!高校招待男子 吾妻橋上流 1000m
6 11:10 高校舵手付クォドルプルA 吾妻橋上流 1000m
7 11:30 高校舵手付クォドルプルB 吾妻橋上流 1000m
8 11:50 対校女子舵手付クォドルプル 吾妻橋上流 1000m
9 12:10 学部対校舵手付フォア 吾妻橋上流 1000m
10 13:00 墨田・台東中学生ナックルクォド 言問橋上流 500m
11 13:20 早慶中学生ナックルクォド 言問橋上流 500m
12 14:00 第2エイト 新大橋上流 3750m
13 14:40 カヌーエキシビジョン 両国橋 500m
14 14:50 早慶OBエイト 言問橋上流 500m
15 15:30 対校エイト 新大橋上流 3750m
  16:30 閉会式(デッキスクエア)    

 上記が当日のプログラムである。 「レガッタ」とは、イタリア語のレガータ(覇を競う争い)に由来し、「ボートレース」のことを意味する。ご覧のとおり早朝からたくさんの種類のレースが行われる。早慶レガッタは、トップ9人が乗り込む「対校エイト」、次の9人による「第2エイト」、女子トップ5人による「女子対校舵手付きクォドルプル」の3種目のことであるが、一般的には「対校エイト」を指すことが多い。エイトは「ボートの華」と呼ばれる種目でCOX以外の8人それぞれが一本のオールを持って漕ぐものだ。舵手付きクォドルプルは女子のボート種目の花形種目であり、エイトとの違いは一人が二本のオールを持つことだ。

第82回早慶レガッタ
2013年4月21日(日)
早稲田側応援席
桜橋付近浅草駅側沿岸

最寄駅
桜橋・言問橋・吾妻橋へは、
・東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩
・東武伊勢崎線 浅草駅 徒歩
両国橋へは、
・JR総武線 浅草橋駅 徒歩
新大橋へは、
・都営地下鉄新宿線 浜町駅 徒歩

テレビ放映
日本テレビCS放送
5月3日9:30〜10:30 ON AIR


今年の対校レースは全長3750mで争われる。スタート地点は前大会の両国橋付近より下流(中央区浜町公園脇)の新大橋付近に変更され、隅田復活以降初めてとなるレース距離の延伸を行った。そこから途中蔵前橋や駒形橋など、隅田川有数の橋をくぐるコースとなっており、桜橋付近のゴールまで激しい戦いが繰り広げられる。コースは早稲田が台東区側、慶應が墨田区側だ。

 昨年第81回大会は3連覇を目指していた早稲田だったが、圧倒的な力の差を見せつける慶応の勝利で幕を閉じた。しかし過去10年間を見てみると、早稲田6勝、慶応4勝で両者拮抗した戦いを見せている。3000mという通常よりも長い勝負に加え、トラブルや波の状況等で勝負が影響される早慶レガッタ。それだけ「勝つ」ということが難しいということだろう。今年は去年の雪辱を果たすべく新藤主将を中心とするチームが出来上がった。準備は万全だ。早稲田のチームワークで臨んでほしい。

今年は桜橋における早稲田のウィーニングローは見られるのか。ぜひこの機会に隅田川へ足を運んでみよう。

 

関連URL
早稲田大学漕艇部公式サイト
早慶レガッタ公式サイト

(TEXT=西村侑美 )
 


 
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