慶応を前に完敗に終わってしまった今年の早慶レガッタ。岡本監督、新藤主将に悔しい気持ちとともに前を見据える率直な感想を伺った。
岡本剛監督(昭45法卒)
敗因としては勝負する前から決まっていたんじゃないかなと思ってます。監督として決断するべきところをできなかった。今年の早慶戦に関して選手に十分な深い指導ができなかったということで我ながらレースを甘く見ていたということでそれが私としては一番悔いが残っています。選手のほうは何も言わず頑張ってきてくれたんでね、「よく頑張ったな」とまたあとで言ってあげたいと思います。 新藤耕平主将(スポ4) レースはご覧いただいた通りの差で弱いから負けたということで認識は間違っていないと思います。今回隅田に帰ってきてから歴史史上初めての延長というレースを体験できて大変うれしい気持ちでいっぱいなのでおじいちゃんになっても早慶レガッタおもしろかったねと言えると思いますが、この負けをもっと無駄にしないで、今の状況をもう一度見直して夏のインカレでは慶応義塾さんと競ってもう1回決勝で戦いたいと思います。
◇新藤主将へ単独インタビュ―
―今日のレースを振り返って率直な感想をお聞かせください。
もちろん悔しいという気持ちです。
―レース前にはどんなことを思って臨みましたか。
自分たちのすべきことというかやるべきことを常にやり続けよう、レースでそれを表現しようということを意識していました。
―7艇身差というのはどのように受け止めていますか。
単純に弱いから負けたということです。観ている皆さんにも申し訳ないなという気持ちです。
―今日は悪環境の下でのレースとなりましたが、レース前のアップなどではどのようなことに気を付けていましたか。
アップでいうとものすごくいいものができていて、それをレースでやれば間違いなく勝てるという意識はみんなあったと思うんですけど、まあ要するにそれができなかったということです。負ける要因を排除していくという点で相手のほうが一歩上だったのかなあと思います。
―レースでは序盤リードしていましたが、すぐに追いつかれたことへの焦りというものはなかったのですか
そうですね、意外と落ち着いていたんじゃないかなと思ってます。大きなミスはそんなになかったです。
関連URL
早稲田大学漕艇部公式サイト
早慶レガッタ公式サイト
|