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2013/06/29 [ア式蹴球部]

早稲田の圧勝!
第64回早慶サッカー定期戦  

 聖なる夜に試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、早稲田の大歓声が巻き起こった。3−0の圧勝。「最後の国立」やっぱり早稲田が強かった。  

 
早稲田スターティングメンバー。
 6月29日、国立競技場にて伝統の一戦、第64回早慶サッカー定期戦が行われた。今年も約12000人の大観衆が詰めかける中、両校の熱いプレーが繰り広げられた。 早稲田のシステムは4−4−2。ゴールマウスを守るのは安定感のある松澤香輝(スポ3)。三竿雄斗(スポ4)が怪我の影響でベンチスタートとなる中、DFは今シーズンスタメンが定着した金澤拓真(スポ2)と去年の経験豊富な奥山政幸(スポ2)がセンターを固め、両翼を縦横無尽に動く八角大智(社学2)と望月理人(スポ4)が担った。MFは田中太郎(商2)、近藤洋史(スポ3)そして最後の早慶戦となる中田航平(スポ4)、池西希(スポ4)と新旧の融合で早稲田の攻守のバランスをとる。FWは去年に引き続き榎本大希(スポ4)と上形洋介(スポ3)で慶応のゴールを狙った。

 
2ゴールをあげ、大会MVPにも輝いた榎本。
 前半開始直後、お互いに一歩も譲らず、ボールが落ち着かない。しかし、「落ち着かないこと、攻守が入れ替わることはいいことだと監督から言われている」(中田)こともあり、徐々に早稲田のペースを取り戻していく。流れが明らかに変わったのは前半17分。奥山のロングパスに抜け出した榎本がキーパーとの1対1を制して冷静にシュート。待望の先制点を決める。そこから早稲田は縦パスを通して裏に抜け出すことはもちろん、がむしゃらにボールを追って全員攻守をする「早稲田らしい」サッカーを展開する。特に相手の左サイドから何度か慶応に攻め込まれることもあったが、「本当に中盤の選手のハードワークに感謝しないといけない、安全に試合を進めることが出来た」と語る奥山と八角を中心に機転の利いた対応を見せて防いでいく。早稲田優勢の中、前半29分またしてもチャンスをものにしたのは榎本。八角のクリアボールをキーパーが弾いたところへ飛び込む技ありシュート。「キーパーが躊躇していたのが見えてもらったという感じだった」(榎本)とまさに早稲田のエースの貫録を見せつけた。2−0といい形で前半を終える。

 
得点後、ベンチやスタンドへ喜びを表した近藤貴。
 後半は前半とは裏腹に両者の拮抗した戦いとなる。慶応は流れを変えるべくして交代枠を多用するも早稲田の積極的な守備でパスがつながらないケースが増える。対する早稲田も三竿や唯一1年生でベンチ入りを果たした山内寛史(商1)など5人の交代でリフレッシュを図る。迎えた後半26分、宮本からのクロスを近藤貴司(教3)が流し込んで3点目。流れるようなゴールに相手DFは全く反応できなかった。ゴール直後、観客に両手をあげてアピールした近藤は「最高に気持ちよかった。親が来てたので決められてよかった。」と満面の笑みで喜びを爆発させた。その後も積極的にゴールを狙うが、惜しくも枠を逸れてそのまま試合終了。紺碧の空が響き渡る中、選手は抱き合ってその勝利の味を味わっていた。内容面、得点面を見てもまさに早稲田の圧勝だった。

 試合後「We are Waseda!」と何度も早稲田サポーターと勝利を分かち合った選手達。「感動を与えられるようなプレーを」と古賀監督は試合前に話していたが、まさに言葉通り感動を与え、選手と観客が一体となっていた。優勝杯を掲げる中田主将も試合中は引き締まった顔を見せ続けていたが、このときは笑顔。「キャプテンとして臨む早慶戦は周りからの期待もあってプレッシャーを感じていたので本当に勝ててよかった」と自分を投げ打ってまでチームの勝利を追求し続ける中田主将の人柄が現れ、非常に印象的だった。また、今年のMVPは2得点を決め、チームに流れをもたらした榎本が獲得した。「試合ではゴールを決めようと思っていて、それが(MVPを獲得する)結果につながった。自分以外の、(中田)航平とか(池西)希とかがいつも以上にすごい力を発揮してくれててすごく僕の中では心強かった」(榎本)とここでもチームの団結力を象徴する「早稲田らしさ」がうかがえた。

 
トロフィーを掲げ、満面の笑み!
 2連勝―連勝のスタートを「最後の国立」という最高の舞台できることができた早稲田。「Waseda the 1st」を目指し、ここから華々しい早稲田の歴史が始まる。



関連URL
早稲田大学ア式蹴球部 公式サイト

(TEXT=西村侑美、PHOTO=矢野真由実)
 


 
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