古賀聡監督
――今大会の抱負は
今回見に来てくださる全てのお客様の心を揺さぶるような感動を、そして魂を揺さぶるような感動をもたらすべく戦ってまいります。美しいサッカー、上手いプレーをすることはできませんが、「早稲田らしい」真面目な、ひたむきな、愚直な、泥臭い、速く、強いそういったプレーを表現していきたいと思います。どんなにボールを支配されたとしても、ボールを何度でも奪いに行くために食らいつき、そしてボールを奪い、何度阻まれたとしてもゴールに向かって貪欲に強くまわり道をせず、迫っていくサッカーで皆様方に感動をもたらすことを誓います。そうした「サッカーの本質」を追求した伝統的な「早稲田らしさ」。支えてくれる方々、観に来てくださる方々全てに感動を与えることを誓います。どうぞご期待ください。
――リーグ戦で慶應と対戦した印象は
ボールをしっかりと保持しながら、崩しにかかってくる。その中で、個の能力の高い選手が個人突破をしていくというところが特徴であると感じております。早稲田はそういった攻撃的なせわしいサッカーをしてくる慶應ソッカー部に対しまして、ボールをどの状況でも奪いに行く姿勢をなくさずに、奪ってから相手が整う前に、ゴールに迫っていくという強みで対抗して、今回の早慶サッカー定期戦も戦っていきたいと思っています。
――リーグ戦での2点はどのように?
まさにゴールへ直結したアクションで、相手の背後を取って、時間をかけずにゴールに迫ったことで生まれたゴールです。
――この戦いが終わってからは
早稲田のほうは早慶戦が終わりましたらその後、早稲田の強みであるボールを奪うという点、そしてゴールへ早く強く迫っていくという点をこれまで以上に、圧倒的な強みとすべく、オフシーズンを鍛錬期と捉えて、臨んで参ります。慶應さんと同じように、総理大臣杯前の7月28日から菅平のほうに全員で行きまして、メンタル、フィジカルを更に高めてサッカーの本質を追求できる心と体を作り上げていきたいと思っております。
中田航平主将(スポ4)
――今大会の抱負は
この早慶戦で戦うにあたって「勝利」それだけが目指すべきものだと思っています。いい内容の試合をしたからといって負けたら意味ないですし、やはり内容があっても「勝利」が全てだと思っているのでとにかく勝利にこだわっていきたいと思います。ただ、その中でも毎年1万人を超えるたくさんのお客様がいらっしゃっているので、そういった方々に少しでも感動や勇気を与えることが出来るよう、「早稲田らしく」泥臭く、真面目に、ひたむきに、キックオフから試合終了まで自分たちのサッカーを貫き、すべての方々と感動を分かち合いたいと思います。勝利を目指して頑張りたいと思います。
――相手チームで一番危険だと思っている選手は?
慶應で最も恐怖だと思う選手は、武藤(嘉紀)選手だと思っています。個人でも突破力は日本を代表するレベルにあると思っています。早稲田の日頃の練習の中でも、対峙することがないレベルでのドリブルの仕掛けだったり、シュートレンジの広さだったりっていうものを兼ね揃えている選手だと思いますので、彼は特に脅威ですし、そこを何としてでも潰しにかかろうと考えています。
榎本大希選手(スポ4)
――今大会の抱負は? 僕はこの早慶戦の舞台で4年間自分を成長させてくれた感謝の思いを最後に「早稲田らしく」戦うことで表現したいと思います。また、今シーズン僕は「誰よりも得点を挙げる」ということを目標に掲げ、取り組んできました。早慶戦に関しても同じで「取れたらいいや」とかそういう気持ちで臨むのではなく、「自分が取る」という覚悟を持って試合に入って勝利をつかみたいと思います。
――リーグ戦で慶應から得点を奪った感想は? 前期のリーグ戦では決勝ゴールを決めることが出来たのですが、そのシーンではセンターバックの奥山(政幸、スポ2)のドリブルでの侵入から、右サイドハーフの近藤貴司(教3)が突破したクロスを僕が決めました。先程監督からもあったように、どのポジションの選手もアグレッシブにゴールに強く迫った結果がそういったチャンスを生み出したと思うので、全員ゴールに迫った選手達に感謝して、そういう戦い方を定期戦でもしていきたいと思います。
関連URL
早稲田大学ア式蹴球部
公式サイト
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