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山本修平選手プロフィール
  スポーツ科学部4年
愛知・時習館高校出身
 自己記録 5000m:13分42秒17
       10000m:28分14秒49
ハーフマラソン:62分14秒

――今の心境は(取材を行ったのは12月24日)
今は本当に最後の箱根駅伝がもう9日にまで迫ってるなっていう、その想いだけですね。

――前回出場できなかった箱根駅伝ですが、今回にかける想いは
昨年は4番という結果に終わったんですけど、自分が欠場したことによって戦力がもちろん欠けたっていうのがあると思うんですけど、そういったチームの不安だったり、ばらつきを自分自身が生み出してしまって迷惑をかけてしまったというのがあるのでその借りを返したいですね。あとはやっぱり、いろんな人の最後、去年走ってないからとかじゃなくて4年間早稲田で応援してくれた人に対しての期待とか想いとかに応えたいです。その強い想いをぶつけて走りたいです。

――早稲田に対する想いは
(浪人した分)それだけ早稲田に行きたかったっていう想いがありますし、本当にここにきてよかったなというのは凄い感じていますので、自分が最後結果で示して、恩返しをしないといけないなって想いがありますね。最後は、例えば親にとか「自分が早稲田に入れてよかったよ」っていうのを勝って、いろんな人にそういったいろんな特別な想いを示したいなって思います。

 

――5区の魅力は
やっぱり一番勝負の区間って言われてますし、それは結構間違いないかなって思いますね。あとは、ひたすら上りますので実力はあまり関係ないかなって感じましたし、ただ根性だけかなと感じますね。やっぱり気持ちが切れた瞬間にペースが落ちますし、あわや途中棄権っていうくらいリスクもある区間だと思うのでただ単純に気持ち負けしないように、粘り強さ発揮して挑戦したいかなと思います。

――早稲田のキャプテンとして箱根駅伝を迎える気持ちは
自分が100周年、伝統を刻むなかでキャプテンを担ってるんですけど、そういった伝統に優勝という二文字、まあ優勝じゃなくてもそれなりにふさわしい文字を刻みたいっていう想いがありますね。あと、渡辺さんが最後ですので、自分が今まで4年間お世話になった恩返しをしたいなって思いますので、部員一丸となって総合優勝目指して頑張りたいです。

――渡辺康幸監督と最後の駅伝になります。一番今までで思い出に残っている出来事はありますか
二年前の箱根の時の給水が一番印象に残っていますね。本当にこの人は優勝をかけているなっていうのが伝わってきて、自分は結果的にあの時失速してしまったんですけど。今、渡辺さんが退任するって決断をしたんですけど、本当にあのとき勝っておけばよかったなと振り返ると思ってしまうくらい、その時はそんなに感じなかったんですけど、時間がたつにつれて凄い感じるようになって、一年生の時ももちろん明治と競ってたんで、明治に負けるなっていう声をいただいたと思うんですけど、あの時は前に柏原竜二選手(東洋大卒・現富士通)がいて、(優勝を)狙えるところじゃなくて。二年前は先頭争いをしてて、1区でちょっと出遅れてしまったんですけど、僕のところで優勝間近までチャンスがあったのを潰してしまったので。渡辺さんの想いが今年退任という話を聞いて、心の中にあの時の想いを感じるようになりました。去年は出場できなくて、そのときに、自分が出場できないってわかったときに渡辺さんが優勝を諦めてしまっているというのを感じたので、それだけやっぱり自分に対しても期待していただいていたんだなと思いました。今年に関しては、僕が主将をやっていく中でずっと見守ってくださいましたし、特にこの1年は優勝を掲げてやっていたと思いますので、やるべきことをやるだけだなと思っていますね。

 

 

 

 

(TEXT、PHOTO=猪野史夏)

 


 
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