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柄本勲明選手プロフィール
  スポーツ科学部3年
佐賀・早稲田佐賀高校出身
 自己記録 5000m:14分36秒36
       10000m:29分58秒80
ハーフマラソン:64分08秒

――現在の調子はいかがですか
集中練習も順調にこなしているので、順調です。

――集中練習の出来は
上尾が終わってから、スピードが速い練習とか距離を踏む練習を始めて、着けない練習とかもあったんですけど、そういう練習で後半どう粘るかっていうのを意識出来たので、出来としては結構いいと思います。

――この1年、不調でドン底の時期があったとお聞ききしましたが、その苦しい時期を乗り越えられたのはなぜだと思いますか
なんで走れなくなったのかもよく分からず、結構時間もかかってしまったんですけど、一番大きな影響っていうのは、練習の時とか僕暗い顔しちゃってて、4年生の先輩方がそういうところとかを気遣ってくださって、あちらから話しかけてくれたり、悩みとか上手く聞き出してくださって…。それで毎日話しを聞いてくれて、陸上以外のことも色々話せたので、ストレスを一杯一杯溜め込んでた自分がいたんですけど、ストレスを解消してくれたのは先輩方と同期でしたね。

――その後の上尾ハーフで自己ベストを出されたり、成長を遂げられました
上級生になったということで、下級生だった今までの自分と違って、チーム状況とか4年生を支えつつ、僕や同期達が走力で支えていかなきゃいけないなと思って。今までは自分のことしか考えてなかったんですけど、何で強くならなきゃいけないのかって考えたときに、チームの為だと思ったら頑張れましたね。自分の意見もちゃんとミーティングで言えるようになって、意見も言うし、発言とかも多くなったと思います。

――以前はあまり発言されてはいなかったのですか
大会が終わった後のミーティングもですし、学年ミーティングとかもよく開くんですけど、印象に残ってるのは、チームの方向性とかで、僕はこういう風にしていきたいとか、今までは自分の意見を持ってても言えない自分がいたんです。けど、今年は結構みんなを信頼出来ているのもあるんですけど、自分の意見をアウトプットして、みんなで一緒に考えていくスタンスがとれるようになった気がします。

――箱根で挑戦したい区間はありますか
10区です。ゴールテープを切りたいからです。走るなら9区か10区を考えていて、コース自体が平坦で、最終順位の位置は10区じゃないですか。やっぱりそこを走って、前にいたとしても抜いて帰って来たいと思います。

――4年生との最後の駅伝になりますが、思い入れなどはありますか
やっぱり今年が濃いですけど、僕3年でしっかり走って4年生を安心させたかったのに、トラックシーズンで足引っ張ってしまったりして、正直僕がいたら邪魔なんじゃないかなと思ってたんです。でも、先輩方はそういうこと全然考えてなくて、先輩方の方が支えてくださったので、勝って恩返ししたいなと思います。夏合宿とかも色んな話しをして一気に距離が縮まりました。今では自分から話せます。

――最後に箱根への意気込みをお願いします
絶対に優勝して、16人以外も含めてチーム全員で勝たなきゃいけない目標があるので、それを必ず達成して、胸を張って4年生の先輩が卒業していかれるように、僕も全身全霊をかけて頑張りたいと思います。

 

 

 

(TEXT=川口恵、PHOTO=松嶌萌)

 


 
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