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前野陽光選手プロフィール
  スポーツ科学部4年
神奈川・多摩高校出身
 自己記録 5000m:14分24秒09
       10000m:29分57秒64
ハーフマラソン:64分42秒

――初めての選出となりました
4年目にしてようやく入れたのですが、本心としては去年から入りたかったなというのがあります。

――昨年もメンバーに入る自信はありましたか
去年は怪我もありましたし、実力面でもまだ足りてない部分があったので、運がよければ入れるかな…くらいでした。

――今年は万全の状態ですか
そうですね。今年は16人には最低限絶対に入らないと、どちらかというと(箱根を走る)10人に入って勝負してやろうという想いでいたので。今年の場合は16人に入ることは目標ではなかったです。

 

――今年は順調なシーズンでしたか
そうですね、5000m、10000m、ハーフマラソンで、満足のいく結果ではないですけど一応ベストは出せたので。怪我もしませんでしたし、夏合宿もAチームで継続して練習ができたので、順調といえると思います。

――怪我をしないために意識したことはありますか
朝練習では誰よりも早くグラウンドに来て準備運動をしたりすることを心掛けました。そうすることで怪我は減ったと思います。

――ご自身の走りの強みは
スタミナや体力は他の選手に負けていないと思います。高田(康暉=スポ4)なんか強いですけど、スタミナでは自分も負けていないかなと思っています。今年は年間通して、距離的には自分が一番走っていますし、そこは意識してやってきました。

――では箱根のような長い距離には自信がありますか
そうですね。箱根のためにやってきたので。

――現在のコンディションはいかがですか(取材を行ったのは12月23日)
絶好調まではいかないですけど、悪くはないです。

――集中練習はいかがでしたか
出来は7割8割くらいですね。本当は120%でやりたかったんですけど、そこまでは。

――集中練習で得られた成果は
去年まではほとんどBチームで過ごしていて、今年の夏にやっとAチームに上がれて。集中練習もはじめて本格的にAチームで質の高い練習をやって、本番を意識した練習が出来たことが大きかったと思います。

――箱根で走りたい区間はありますか
やっぱり10区ですね。

――4年間の大学での陸上生活を振り返って
苦労しかしなかったかなと思います。1年生の最初は難しいかなと思っていたのですが、2年生からは箱根を走ることを目標としてやってきました。結局2年生も3年生も箱根のメンバーに入ることはなくて、4年生にしてようやく入れて…。1、2年生の頃は怪我ばかりしていましたし、3年生になっても思うようにいかないことが多くて、苦労が多かったなと思います。

――そういった苦労をどのようにして乗り越えたのですか
僕の場合は1年間浪人して大学に入ったので、ここでどうしてもやりたいというこだわりがありました。浪人までして来たからには、絶対に4年間やってやろうという気持ちが強くありました。

――早稲田で走りたいという想いが強かった
そうですね、強かったです。早稲田でなければ陸上は続けていなかったと思います。

――早稲田で走りたいと思ったきっかけは何ですか
いくつかあるんですけど、まずは高校の先輩である矢澤曜さんが箱根駅伝で1年生で区間賞を獲っていて、僕は実際に応援しに行ってたんですけど、その走りを見てこの大学でやりたいと思いましたね。あと知り合いの方で同じように1年浪人して入って箱根を走った方がいて、自分もという想いがありました。

――最後にチームとして、個人としての目標をお願いします
最後にようやくチャンスを頂けたので、コーチや監督、まわりの仲間に、結果を出して恩返しがしたいです。

 

(TEXT=福島瑠都、PHOTO=松嶌萌)

 


 
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