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三浦雅裕選手プロフィール
  スポーツ科学部4年
兵庫・西脇工業高校出身
 自己記録 5000m:14分07秒63
       10000m:29分42秒50
ハーフマラソン:62分45秒

――怪我から復活して間もないですが、現在の調子はいかがですか(取材を行ったのあ12月23日)
Bチームでずっとやってて、確かにAチームに比べて練習の質は高くはないですけど、長い距離で根性練習じゃないですけど、ハーフマラソンに合った練習をずっとしてたので、今回の箱根のような20キロある長い距離には自信があります。

――集中練習の出来は
怪我をすることなく、ポイント練習で上位の方で出来ているので、出来はいいです。

――毎年怪我をしながらも復活出来るのは、箱根に対する何か想いがあるためですか
自分が6区としての役割を果たすっていうことが、自分の中でモチベーションとしてあって、どんだけ怪我をして走れなくても、自分を支えてくれたんだと思います。

――怪我で苦しんだ時期もあったと思いますが、そんな時の同期への思い入れはありますか
怪我をして4年生としてチームを引っ張るとか、結果を残して盛り上げるとか出来なかったんで、同期には申し訳ないと思っています。箱根駅伝の6区で幸い自分には適性があると思うんで、いい流れを作る役割と、優勝に少しでも近づけるために、チームとして前のほうで走って、いい流れで後半区間につなげたいと思います。

――4年間で一番印象に残っていることはなんですか
大学1年生の時の岩手合宿の最後のポイント練習の10マイル走で、ラスト5キロフリーで、大迫さんとかは14分フラットとかで帰ってくるんですけど、僕16分40、50ぐらいかかって。やっぱりトップ選手とはこんなに差があるのかと知って、悔しさというか、自分はこんなに力ないんやっていうのを認識させられたのが、自分の中で一番記憶に残ってます。

――4年間で一番嬉しかったことは
今年の箱根で6区区間賞を取ったことですかね。

――6区を走る上でのポイントは
ラスト3キロは、それまで十数キロ足を酷使しているので、すごく苦しいんですよね。全く動かなくて。6区でどこで差がつくかっていうと、その残り3キロとかなんですよね、そこでいかに下りで足を使わずに余力が残っているかで、タイムが1分とか変わるので、それが一番重要かなと思います。

――過去2回の6区を踏まえて、最後はこうしたいという想いはありますか
過去2回とも集中練習で怪我をして、万全な状態ではなく、前半の突っ込みが出来なくて。今年はわりと万全なんで、目標としている58分11秒を切るためには、前半の突っ込みが必要なんで、前半から攻めて走りたいです。

――――最後に意気込みをお願いします
優勝を狙う早稲田の一員として、6区で流れを作る走りと勢いをつける走りをしたいと思います。

 

(TEXT=川口恵、PHOTO=松嶌萌)

 


 
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