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中村信一郎選手プロフィール
  スポーツ科学部4年
香川・高松工芸高校出身
 自己記録 5000m:13分54秒09
       10000m:28分52秒80
ハーフマラソン:62分30秒

――現在の調子はいかがですか(取材を行ったのは12月23日)
まぁまぁうまい具合に仕上がっていると思います。集中練習も6、7割の調子で、内容が濃い中で自分が思っているよりできたというか。ここからもっと仕上げていけばより上のレベルに行けるんじゃないかと思います。

――例年よりも調子は良い
そうですね、去年一昨年とは比にならないくらい良いと感じています。一番大きいのは、全日本の成功体験を経て、どんなレースプランでも対応できるという自信につながりました。練習でも自分の幅を広げようと色々と試せているので、去年までには感じることのなかった経験ができています。

――上尾のあとには前半から突っ込んでいくレースがしたいとおっしゃっていましたが、のような練習もされましたか
集中練習で何回かはオールアウトというか、力を出し切る練習をやって。今までは何かしら力をセーブしていたのが、自分の限界を見る練習が出来ているので、そこが大きいと思います。

――全日本では1区で好走しましたが、箱根では何区を
29日エントリーまではなんとも言えないんですけれど、1区なら1 区の仕事を果たさなければいけませんし、今年は2区でも3区でもいける準備をしているので、任された区間をしっかりと走るだけです。

――今のチームの雰囲気はどうですか
集中練習に入ると毎年何人か怪我人が出るのが当たり前のようになってしまっていたんですけど、今年は怪我なくみんな練習ができています。それがチームの雰囲気にもつながって、戦えるチームになっていると思います。

――特に調子のよさそうな選手はいますか
下級生の勢いというのは毎年感じるんですけど、今は光延(誠=スポ2)や永山(博基=スポ1)といった1、2年生が調子がいいなと感じます。ふたつやみっつ年が違うと、そういった選手を見ると若くていいなっていう気持ちもあります(笑)。

――それはどのような時に感じるのですか
1、2年生は本当にとにかく元気なので、そういった若い選手からパワーをもらっているというか。22歳が何言ってるんだって感じですけど(笑)。競技面でも私生活でも、元気づけてもらっています。

――最後の箱根になりますが、想いは特別なものがありますか
そうですね、早稲田大学の臙脂を着て走る最後の公式戦なので。僕が入ってからまだ優勝したことがなく、今まで苦い経験ばかりしてきたので…。泣いても笑っても最後ですし、今まで4年間本当に地味な練習もやめずにやってきましたし、そういう練習の集大成が箱根駅伝なので、自分もチームも悔いのない結果で終われたらと思います。

――最後に箱根への意気込みをお願いします
この高田主将(康暉=スポ4)のチームが駅伝三冠ということを掲げてずっとやってきたんですけれど、出雲、全日本と獲れなくて、でもやっぱり最後の箱根駅伝は自分たちの力で優勝したいという想いは強いです。僕が区間賞を獲ってチームを勢いづけることができればと思います。

 

(TEXT=福島瑠都、PHOTO=松嶌萌)

 


 
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