WasedaWillWin.com
 
2013/02/10 [競走部]

クロカンで4名が力走!
第48回千葉国際クロスカントリー大会 


  2月10日、昭和の森にて、第48回千葉国際クロスカントリーが行われた。先週行われた神奈川マラソンでは走った7名全員が自己ベスト更新と、着々と結果を出してきている早稲田。それに続けと迎えた今大会、早稲田からは一般男子12km、一般男子4kmに2名ずつ、計4名の選手が出場した。一般男子12kmでは他校の有力選手がひしめく中、柳利幸(教1)が粘りの走りで21位と健闘。一般男子4kmでは三浦雅裕(スポ1)が入賞まであと少しの15位でフィニッシュ。箱根以降の、それぞれの現在の力を試す絶好の機会となった。



 

ラストで東海大の早川に競り負け、「悔しい」と振り返った柳。他大の主力選手にも渡り合える力をつけつつある事が伺える。

  一般男子12kmに出場した柳は今回が箱根後初レース。「前半突っ込んで、そこから自分のペースでどれだけ我慢できるか」という自身のレースプラン通り、序盤から積極的に上位集団でレースを進める。レース中盤も自分のペースを刻み、最後まで持ち前の粘りの走りを見せ21位、学生では9位と好走。今回が初のクロカンとなった柳であったが、他大学の有力選手にも引けを取らない力強い走りが光った。柳自身も「立川ハーフへ向けて勢いづけられるレースになった」と、少なからず手ごたえを感じられたようだ。

  もう一人一般男子12kmに出場したのが田中鴻佑(法3)。こちらも箱根後初レースとなった。序盤は中間グループでレースを進めていた田中であったが、早い段階から苦しそうな表情が目立った。そして「最初の5kmくらいで体が止まってしまっていた」という田中は、そのままなかなかペースを上げることができず後半になるにつれ順位を落としてしまい結果は65位。「最初から最後まで最悪のレース」と自身に厳しい評価を下した。



 

次戦の立川ハーフでは「早稲田の1年生に負けたくない」と話す三浦。ハーフ63分台も視野に入っているのだろう。

 一般男子4kmには三浦雅裕、中村信一郎(スポ1)が出場。三浦、中村ともに序盤から上位集団での積極的なレース運びで、入賞も狙える位置での好スタート。「前半は想定内のレースができた」という三浦はそのまま中盤以降も押していこうとするも入賞には一歩及ばず。12分14秒、15位でのゴールとなった。
一方、怪我から復帰して1か月という中村は後半大きく順位を落としてしまい12分34秒の30位。練習が詰めていない中でのレースとなり、「心肺機能がまだ全然戻ってない」との言葉通りまだまだ本調子とは言えないようだ。

 クロスカントリーといういつもとは違う状況下での力が試された今大会。走った選手たちにも少なからず収穫、課題があったようだ。今日走った4選手の間近にある目標は立川ハーフ。残り1か月足らず、今日の経験をうまくそこでの結果につなげたいところだ。


※選手によるコメントは下記URLよりご覧いただけます。
☆選手コメント 柳・田中・三浦・中村

関連URL
早稲田大学競走部公式サイト

(TEXT=関谷公子、PHOTO=矢野真由実)
 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる