高田康暉(スポ1)
◇63分57秒(2位)
――レースを振り返って
あまり速くないペースだったので、10キロくらいで余裕が出来てきたので、僕が10キロ過ぎに出て、そこから15〜6キロくらいまで引っ張っていきました。風も強くてそんなにペースも上がらず、まだ引っ張り切る力が無くてちょっときつかったんですけど、でもしっかり踏ん張れました。(優勝した東海大・中川に)勝てなかったのは悔しいんですけど、去年はレースでまとめることができなかったので、その意味で、今回はしっかり結果を出すっていう1つのステップとしては最低限クリアできたと思います。
――自己ベストを更新できた要因は?
箱根の集中練習でもチームの上の先輩とできていたというのがあります。箱根は走れなかったんですけど、走ったとしても区間賞を取る位の意気込みでいたので、その気持ちを切らさずにできました。シーズンに向けて良い走りができたかなと思います。
――箱根後はどのような調整をしてきたのですか?
箱根が終わって1週間くらい帰省があったんですけど、そこで高校の練習に行ったりしました。帰って来てからは妥協せずに、フリーの時とかも練習して、今回の試合は通過点という位置づけで、しっかりと走り込みながら臨めたと思います。
――次のレースは
監督には、福岡クロカンも頭に入れておけと言われていたんですけど、それに出るにしろ、出ないにしろ、立川ハーフが次しっかり狙って行かないといけない試合なので、そこに向けてしっかり調整していきたいと思います。
――立川ハーフでの目標を教えてください。
学生ハーフなので、1ケタ順位とかを目指したいんですけど、何より僕の中ではもうひとランク上に行きたいので、前半から前で走るという事だけを考えて。それで結果もついてきたらいいなと思っています。
――4月からは2年生になりますが、どのようなシーズンにしたいと考えていますか?
元々スピードに自信があるので、それを生かしてトラック、関カレや全カレに出て入賞したり、上で戦っていけるように頑張っていきたいと思います。
臼田稔宏(基理2)
◇64分00秒(3位)
――レースを振り返って
全体的にスローペースだったので、余裕を持って最後まで冷静に行けました。 ――描いていたレースプランは この大会は例年の優勝タイムを見てもそこまで強い選手は出てこないと思っていたので、先頭でずっと勝負しようとは思っていました。
――自己ベストを大幅に更新する結果となりました。
大幅に更新はできたんですけど、3分台を出せなかったというところで詰めの甘さが出てしまったかなというのはありました。
――レースの収穫と課題は
収穫としては、ラスト5キロでペースを上げられたというところがありました。その一方で残り2キロで中川くん(東海大)が出た時に、全然対応ができなかったのでそこが弱さかなと思っています。
――残り2キロまでは先頭を引っ張っていたのですか?
そうですね。残り2キロまでは先頭で引っ張っていたんですけど、中川くんにずっと伺われているような感じでした。向こうも本当に余裕があって、もう少しで行かれるかなとも思っていたんですけど、そこで実際行かれた時に全然対応できなかったです。
――箱根が終わってからここまでの過ごし方は? 正月も実家には帰らず、こっちで練習したりして、とにかくずっと休まず練習をしていました。
――次のレースは 立川ハーフですね。そこでは今回出せなかった3分台を出して、できれば3分30秒を切っていきたいと思います。
――4月からはじまるシーズンの目標を教えてください。 4年生に頼り切るのではなく、がんがんチームを引っ張っていく気でやりたいと思っています。具体的には、関カレでできればハーフで出て、今回みたいに表彰台に上れたらなと思います。
田口大貴(スポ2)
◇64分05秒(4位)
――レースを振り返って 自分で思い描いていたレースを出来たのと、自分がこのレースで出したかった課題や収穫というのを出せたので、自分の中では良かったのかなと思います。
――思い描いていたレースというのは とりあえず10〜15キロくらいまでレースの流れに合わせて走ることと、15キロからは必ず自分が先に仕掛けて、自分でレースを作りたいというのがあったので、それは思い通りにできたと思います。 ――上尾ハーフでは15キロ以降の粘りが足りないとおっしゃっていましたが。
自分の中では15キロで失速するとかそういうような不安はもうないですね。逆に今は、15キロからどれだけレースを作っていけるかというのを僕自身の課題として挙げています。 ――自己ベストも更新されました。 箱根、都道府県とレースが立て続けにある中で、しっかり自分のベストを出す事が出来たということに関しては、自分のコンデションを上手く合わせる事ができるようになっているなという実感があります。その意味で、タイムというよりかはそういう部分が出来てきているというところに収穫があるかなと思っています。 ――タイトなスケジュールの中で具体的にどのような調整をしてきましたか? とりあえず都道府県を急きょ走ることになったので、まずは無理やりですけど都道府県に合わせて。その後は短時間でできることも限られてくるので、普通のチームの流れの中でちょっときつかったけど、身体を仕上げていってという感じですね。
――都道府県駅伝を経験して、収穫はありましたか?
ありましたね。何よりも上のレベルの人たちと走る機会を頂けたことが大きかったです。その中で自分も更に1つ上のレベルに、って考えた時に、足りないものや、これからやっていかなければいけないこともかなり見えてきたので、良かったと思っています。
――足りないものというのは
スピードと持久力ですね。それに関しては他の選手に比べて全然劣っている所だと思うので、そこのところをどう改善していくかという所も含めて、考えていきたいと思っています。
――次のレースは
立川ハーフですね。1か月くらい時間が空くので、まずはしっかり疲労を抜きながら、その後は立川に向けて身体を仕上げていこうかなと思っています。
――そこでの目標は
今年はレベルが高いので、レベルの高い試合でいかに自分の力を出し切れるかという所と、タイムに関しては、なるべく3分台はもう出ると自分では思っているんですけど、その3分台の中でどれだけ2分台に近づけていくかというところを目標にこの1か月仕上げて臨みたいなと思います。
相原将仁(教3)
◇64分39秒(11位)
――レースを振り返って 練習ができていなかったので、調子が悪いというのは分かっていたんですけど、先頭を引っ張る場面もあったので、積極的なレースが出来たかなと思います。
――調子が悪いというのは 最近練習が1回も出来ていなくて、自分自身も悪いっていうのは分かっていましたし、監督からも「ダメ元で行って来い」みたいに言われていたので、それを考えたら良いレースができたかなと思います。 ――先頭で引っ張るというのは想定していたレースプランでしたか?
全く考えていなかったですね。カーブとかを曲がっていくうちにどんどん先頭と縮まってきたので、しばらくは先頭の後ろについていたんですけど、ちょっと先頭が遅れてきたので、それなら1回出てみようと思って仕掛けました。
――レースの収穫と課題は
収穫としては、調子が悪い中でベストを1分半くらい縮められましたし、もう少し出るかなという自信につながった所ですね。課題としては、もう少し粘れれば良かったかなと思います。 ――調子が悪い中でも自己ベストが出た要因は? 自分でもベストが出たのはちょっとびっくりしているんですけど、でもやっぱり箱根を走ったっていうのがあるので、それなりには走らないと、とは思っていました。後輩たちには負けてしまいましたけど、とりあえずは最低限の目標は達成できたのかなというのはあります。 ――箱根を経験したことで、考え方などに変化はありましたか? やっぱり箱根に関しては来年の目標が見つかったかなというのがあります。区間12番、実質14番みたいな感じであんまりいいレースが出来なかったので、来年はしっかりチームに貢献できるように頑張りたいと思います。
――次のレースは
立川ハーフですね。今回後輩たちが63分台で走ったので、そこは最低限出したいなと思います。上手く調整して頑張りたいと思います。
関連URL
早稲田大学競走部公式サイト
第35回神奈川マラソンレポート
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