WasedaWillWin.com
 
2015 /05/14 ,15[競走部]

第94回関東学生陸上競技対校選手権大会



 

上原の表彰台がチームの導火線となった

Day1 フィールド女子勢が活躍

横浜日産スタジアムにて、第94回関東学生陸上競技対校選手権大会が開幕。今年は4日間連続での開催で、ハードな日程のなか選手たちの力が試されることとなった。

晴天のもと行われた初日、トラックでは予選を中心に行われた。男子400m予選では木村賢太(スポ4)、佐藤拓也(スポ4)が昨年に続き準決勝進出を決める。110mHには竹吉大記(スポ3)、野本周成(スポ2)、古谷拓夢(スポ1)の3名が出場し、揃って準決勝進出。古谷は追い風参考ながら13秒台の好タイムを叩き出した。続く男子100mでは橋元晃志(スポ3)が10秒29の自己ベスト更新で予選を通過。4×100mR予選も39秒11で危なげなく決勝進出を決め、目標としているトラック優勝、多種目優勝へ向けて順調な滑り出しを見せた。一方、予選から激戦となった男子1500mは3名が出場するも力及ばす予選敗退。男子10000mも入賞には届かず、悔しい結果となった。

フィールドでは女子勢が活躍。棒高跳びの上原あずさ(教4)は3m70を1回でクリアし2年ぶりに2位の表彰台へ。走り幅跳びではふたりの1年生が登場し、仲野春花(スポ1)が7位入賞、内之倉由美(スポ1)が10位と奮闘した。




 

Day2 得点を重ね、勢いつける

初日同様、30度近い暑さのなか行われた2日目。男子3000mSC予選では岡田望(商1)が粘りの走りを見せて決勝進出。男子走幅跳では根岸勇太(スポ1)が自己ベストを更新するなど、ルーキーの活躍が目を引いた。


 

橋本はユニバーシアードの出場権も勝ち取った。

4着までが決勝進出となる男子110mH準決勝では、古谷が組1着、全体2番目のタイムで決勝進出。竹吉と野本はそれぞれ組5着で惜しくも通過はならなかった。迎えた決勝では古谷が自己ベストに迫る13秒87の好記録で3位入賞し、男子勢最初の対校得点を獲得した。

男子400mでは昨年4位の佐藤が無念の準決勝敗退。木村は自己ベスト更新の走りで決勝進出を決めた。その決勝、木村はレース中盤から徐々に追い上げを見せ表彰台争いを演じたが、わずかに届かず4位。しかし最後の関カレにして初入賞と、意地を見せた。

男子100mでは好調の橋元が準決勝も難なくクリアし、決勝へ。決勝は大激戦となり、橋元は1位と0.05秒差の3位に入った。4×100mR決勝は予選からメンバーを変更して臨むも、5位というやや悔しい結果に。しかしこの日で男子トラックは21点を獲得し、トラック優勝へ後半戦に望みをつなげた。


※各選手の詳細記事は下記URLからご覧になれます。
男子110mH・古谷拓夢「 大型ルーキー古谷が3位入賞!」
女子走高跳・仲野春花「 期待の新星!走幅跳6位、走高跳3位」



※選手によるコメントは下記URLよりご覧いただけます。
☆選手コメント 古谷、仲野

※後半戦のレポートは下記URLよりご覧いただけます。
第94回関東インカレレポート(後半)

関連URL
早稲田大学競走部公式サイト

(TEXT、PHOTO=福島瑠都)
 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる