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第2部より『応援歌メドレー』
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力強い太鼓の音。応援部リーダーの掛け声。1部の可憐さとは打って変わり、地響きのような迫力と共に始ったのが、第2部のステージだった。『紺碧の空』をはじめとする応援歌はもちろんのこと、早慶戦で本学の吹奏楽団が演奏し有名になった『コンバットマーチ』など、早稲田スポーツの応援には欠かすことのできない楽曲を披露した。吹奏楽団による実際の演奏と、リーダーの掛け声、BIG BEARSの幹部によるスタンツ。会場は神宮球場さながらの熱気となり、詰めかけた早稲田スポーツファンからは「待ってました!」と声援が飛んだ。
“スポーツを応援すること”について、チアリーダーズ主務の佐藤愛奈さん(法学4)はステージの後、このように話してくれた。
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六大学メドレー(写真は東京大学応援部チアリーダーズ) |
「(試合会場での)チアリーダーの応援は、リーダーの様にたくましいものではありません。しかし選手を後押ししたい、という気持ちに変わりありません。私たちの元気な演技で勇気づけ、もう一歩頑張る力を与えたい、という思いでいつも応援しています。」
軽快なダンスと溢れる笑顔からは、この言葉通りスポーツに対する彼女たちの真心が感じられた。
2部の中ではこの他にも、6大学による共演も実現した。スクールカラーの衣装に身を包んだチアリーダーズが次々と登場した。同じチアリーディングでも、大学が違えば構成や演技内容が全く異なる。明治大学なら明治のカラー、立教大学なら立教のカラーというように、それぞれ大学の個性が現れたものとなり、チアリーディングの魅力が一層際立つステージとなった。今回、残念ながら法政大学は合宿の都合によりビデオでの出演となったが、各校の魅力がぎっしりと詰まった内容に会場のボルテージは最高潮に達した。
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六大学幹部による混成チーム |
その興奮を引き継ぐように第3部が開演。ホワイト、マルーンと二つのチームに分かれ演技を披露した。3部では12月に行われる全日本選手権の演技も初披露。大会を間近に控えた演技だけに強い意気込み、勢いを感じされる内容となっていた。
早稲田大学チアリーダーズと言えば“応援”のイメージが非常に強い。もちろん、応援部に所属する彼女たちにとって、それは当たり前のことなのかもしれない。しかし今回、この公演を通じて彼女たちのもう一つの側面を垣間見ることができたような気がした。それは競技者としての側面だ。
「チアリーディングは常に笑顔で演技をしますが、ケガと隣り合わせの大変過酷なスポーツでもあります」とBIG BEARSトレーナーも話すように、ジャンプやスタンツを繰り返す演技の中には「アスリート顔負けの体力や精神力も必要」と言う。それだけに十分なトレーニングを積み、日々の練習をこなすことが最も重要となってくる。今回の「チアリーディングステージ2009」では、そんな競技者としての彼女たちの姿を見ることが出来た。
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「多くの人を笑顔に、元気にできる」 それがチアリーディングの魅力だという |
12月12日〜13日、国立代々木競技場で行われる全日本学生チアリーディング選手権大会など、今後開催される各種イベントに向け練習を積む応援部BIG BEARS。笑顔とパワーで多くの人の心を惹き付けてやまない、彼女たちの活躍から目が離せない。
関連URL
応援部HP
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