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男子バレーボール部 第1回

男子バレーボール部 対談 第2回
黒木陸×柴小屋康行 同級生対談


前のページより)

仕上がりは順調!


 

バレー部は「くだらないことが大好き(笑)」

――お互いに精神面で成長したところは?
黒木: そうですね、これもやっぱりプレー面になっちゃうんすけど、ミスが減ったってことはもともとミスの多いプレーヤーがプレーだけを直したからといって、ミスが減るとは限らないと思うんですよ。それは柴小屋が精神面で成長したということだし、たとえ一本ミスしたからといってそこで集中力が切れないというかそういう面での忍耐強さっていうのが前に比べたら伸びたんじゃないかなって思いますね。
柴小屋: それは陸を見習った部分もあるんですけど。成長したなって思うのは決めたときにチームを盛り上げられるようになりましたね。2年の東日本インカレの時とか、決めたときはそんなに盛り上げる役でもなく、ミスしたときだけしょんぼりしちゃってチームにとってのマイナス面しかなかったけど、陸は逆でミスったときはチームのムードが下がるってことはなくて、決めたときに盛り上げるみたいなのができるんですよね。そういうのを見習いましたね。

――プライベートは?
柴小屋: くだらないこと言ってるのは同じだよね(笑)。
黒木: 中学レベルの話をいまでもするし…。
柴小屋: それにまた同じようなレベルの赤澤(大樹(スポ3))とか二木(健太(スポ4))さん的な人だよね(笑)。
ウィルウィン: 具体的には?
黒木: いえない(笑)。
柴小屋: 空想って言うか妄想って言うか(笑)。
黒木: ありえないこと考えてこれがこうだったらやばいよみたいな。ほんとにどうでもいい話。
柴小屋: まじめな話あんまりしないし、むしろできない。
黒木: バレー部はそういう才能はすごいから(笑)。くだらないことがみんな大好きだから。
柴小屋: バレーのインカレビデオみてくれたらわかります。採用されればの話だけど(笑)。
黒木: でも、あれ採用されなかったらマジ怒るよ、清水(良一(教3)(学連))に(笑)。
柴小屋: 清水の一声でなんとかなるよ。

 

全日本インカレでは全力を出し切ります!!

――これからインカレがあると思うけどリーグ戦とどっちが戦いやすい?
柴小屋: 僕は断然リーグ戦ですね。とりあえず1年の全カレと2年の東日本、3年の東日本と3つしか出てないですけど、どれもいい思い出がないんですよ。小心者なんでトーナメント戦で一発勝負ってのがびびっちゃうんですかね。だから今回はまた同じような結果だといつまで経っても成長しないんでそういう自分の壁を越えるためにも頑張りたいですね。
黒木: 僕はどっちも試合は試合なんであんまり意識してないですね。
柴小屋: でも、陸はインカレに良いイメージあるよね。
黒木: 確かにそうだね、体育館は大きいほうがやりやすいし、モチベーションもあがるんですよ。リーグ戦って長いじゃないですか。毎週毎週試合だと今週も試合だよって感じで試合が特別なものじゃなくて生活の中に試合が入っちゃうから。やっぱりインカレになると短期間で全部が終わるわけじゃないですか、だからその期間だけをほんとに集中して全部出し切るってことができるんですよ。
柴小屋: そっちのほうがいいけどね(笑)。試合だって思うと力はいっちゃうタイプだから。
黒木: やっぱりリーグ戦でもっと観客入ってほしいですね(笑)。バレーやっている時間っていうのは特別な時間だからそういうことを意識させてくれるものがあったほうが僕はやりやすいです。

――最後に全日本インカレへの意気込みを。
柴小屋: とにかく楽しみたいですね。優勝したいとかベスト4とか具体的に何位になりたい目標っていうより、まず楽しくて終わりたいですね。一番楽しい終わり方はやっぱり優勝だと思うけど、四年生とバレーできるのが最後になるので、黒鷲の旭化成とやった時みたいにみんなすべてを出し切って爽やかな顔をして今年の最後を締めたいですね。それができればベスト4でもベスト8でもいいかなって思います。
黒木: 早稲田らしいバレーが最終的にはできて結果が残れば誰も後悔する人はいないから、まずはそれが目標です。一番やりたくないのは自分たちの力を出せずに終わっちゃうこと、そうならないためにも僕自身は自分のできる最高のプレーをしたいし、自分も納得できてチームも納得できる結果で終われるように。そのためにコート走り回って楽しくやるのが一番いいと思うからそうできるよう頑張ります。


 お互いのプレーを鑑としながら切磋琢磨しながら成長してきた二人。自分を磨くためにはまさに理想的な関係である。全日本インカレでは今年の集大成として楽しいバレーのもと自分たちの力を出し切って一年を締めくくってほしい。  

 

関連URL
早大バレーボール部公式サイト

 

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(TEXT=村山裕太、PHOTO=横山真弓)
 


 
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