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 特集第3弾のインタビューは、準硬式野球部2年、石川龍選手です。昨年は1年生ながら、春からレギュラーとして試合に出場していた石川選手。そんな石川選手の、2年目を迎えた現在の心境や今後の目標、更には大学生活などについて伺いました。





 
石川龍選手プロフィール
教育学部2年
東京・早稲田実業高等学校出身
2010年度春季リーグ戦ベストナイン

――まず始めに、昨年1年間を振り返っていかがでしたか?
 そうですね、個人的には(昨年の)春はすごい調子が良くて、大学でもやっていけるかなと思ったんですけど、夏から秋にかけて全然結果が出せなくて、ちょっと自信を失ってつらかった時期もありました。でも冬は、思いっきり練習して春に備えようと思ったので、そんな感じで過ごしてましたね。

――2年生になり、心境の変化などはありますか?
 去年までは、ただ勢いで思いっきり楽しんでやっていれば良いという感じだったんですけど、今年は後輩も入ってきて、引っ張っていかないといけないですし、去年から試合に出させてもらっていたということで、ある程度周りからの期待を感じる部分もあるので、その期待に応えなきゃいけないっていう点で、去年よりプレッシャーは大きいです。

――現在もレギュラーとして試合に出ていらっしゃいますね!
 はい、出させてもらってます。

――打順は主に3番ということですが、勝敗を左右する大事な打順ではないですか?
 そうですね。後ろの打順が武田(和之、スポ3)さんという4番の方なので、武田さんにいい形でつなげられればと思ってやっています。

――ところで、野球はいつから始めましたか?
 実際にボールを持ち始めたのは、もう3歳とかそれくらいですね。親がやっていたので、その影響で。初めて野球のチームに入ったのは、小学校2年生頃です。それから、中学、高校とずっと続けてきました。


 

ひとつひとつ丁寧に答えてくれました。

――高校では硬式だったそうですが、大学ではなぜ準硬式野球部に入ったのですか?
 うーん、やっぱり試合に出たいからですかね(笑)。そういう選手って他にも多くて、硬式に入ってから、やっぱり辞めて準硬式っていう選手もうちの代では結構いるんです。活躍できる場が多いっていうのに惹かれましたね。

――硬式と準硬式ではボールが全く違うようですが、その点で苦労などはありましたか?
 バッティングの方なんですけど、最初は打った感触が全然なくて、それはかなり戸惑いました。

――そんな中、1年生の頃からレギュラーとして活躍されていますが、その点に関してはどのように感じていますか?
 最初は、「試合に出るぞ」って言われても、普通ベンチに入って代打とかだと思ったんですけど、(春季リーグ戦開幕後)2週目くらいからいきなり「スタメンで行くぞ」って言われたので、正直びっくりしましたね。不安も当然あったんですけど、試合に出たらそんなことも言ってられなかったので、出たら何とかしてやろうと思って精一杯頑張りました。

――1年目を終え成長を感じた点などはありますか?
 気持ちの面で、少し余裕が持てるようになりました。掛かるプレッシャーとかも大きいんですけど、去年一年戦った相手ともう一度戦うので、ある程度の余裕を持って試合には臨めています。

――逆に課題として感じた部分は?
 まだちょっと調子に波があることですね。バッティングだけじゃなくて守備でも、良い時と悪い時の差が激しいので。体調とかにもよると思うんですけど、(良い時と悪い時の)差がはっきり出ちゃう方なので、良いコンディションを作って、その差をもっと縮められたらなと思います。

 

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(TEXT=染谷知里、PHOTO=岡崎聡)

 

 


 
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