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二年生特集『二度目の春』

準硬式野球部 原田颯選手インタビュー

前のページより)


――少し話題を変えて…1年目の大学生活はどうでしたか?
 ほとんど部活に力を注いできたんですけどやっぱり文武両道を掲げてるので(笑)。学業のほうにも力を入れてやりましたね。

――すぐに友達は出来ましたか?
 今の(準硬式野球部の)2年生の学年ってスポ科が多いんですよ、ほとんどスポ科で。そのメンバーで固まっちゃってる感じなんで他に特に友達いらないかなって(笑)。

――授業も一緒ですか?
 そうですね、ほとんどかぶせてますね(笑)。

――勉強のほうはいかがですか?
 人並み以上は取れてるかなーって。怪我の影響で体育の授業を落としたんですけど、それ以外は全部取れましたね。



 

目指すは日本一のピッチャー!

――スポーツ科学部のどんなところに興味を持たれたのですか?
 やっぱり体育系が好きだったんで、体育もありますし、高校のときからトレーナー系のことに少し興味があって授業もそういうことに関連した授業を受けたいなあって。

―――好きな科目はありましたか?
 バレーボールですかね、体育であって。2年から教職で取らなきゃいけなくて剣道取るんですけど、剣道好きですね。

――早稲田キャンパスに行くことはありますか?
 1年のときは月曜と火曜行ってましたね。雰囲気全然違いますね。所沢とか田舎っぽくて(笑)。スポ科なんてジャージの人がたくさんいて、本キャン行ったらおしゃれだなーって思いますね(笑)。

――オフのときはなにをなさっていますか?
  オフの日は…これと言ってなにもやってない、家で休んだり、後は足りないところ練習したりとかですかね。

――チームメイトと遊んだりは?
たまにオフの前日に練習があったときに例えばどっか食べに行ったりとかして、そのままオールしてオフ休むみたいな。  

――本当に仲がよさそうですね。
本当に。どっか食べに行くとかいうときは全員誘いますね、メーリスとか回して。やっぱり同じスポーツやってると気が合うんで一緒にいて楽しいですね。  

――競技面でライバルと感じる方はいますか?
 やっぱり同じピッチャーの石田(※石田翔太選手、スポ2)ですかね。今あいつが一番手で投げてるんで早く石田に追いついて、追い抜いて、自分が主戦で投げれるように頑張りたいですね。 でも仲良いですよ(笑)。お互いアドバイスとかし合ったり、切磋琢磨して頑張ってるんで。  

――素敵な関係ですね!
そうですね、恨んだりとかそういうのは無いんで(笑)。  

――練習で心がけていることはありますか?
試合につながるような練習をしなきゃ意味が無いし、練習のための練習になったら絶対効率はよくないので、常に試合を意識した練習をしようと思ってますね。 あとは、今日の練習があってよかったって思える練習を、トレーニングに関してもそうですけど何か一つ収穫を得たいなと。そうすれば積み重なっていずれ結果が出ると思ってるので。   

――3月の合宿はいかがでしたか?
合宿は…寒かったですね(笑)。普段午前中だけしか練習してないんですけど、午前と午後と続けたんで体力的には少しきつかったですね。でもそれが終わった後にゲームとか色々やったんで(笑)リフレッシュは出来ましたね。  

――合宿で得たものはありますか?
正直言って今はまだ実感出来てないんですけど、いずれ実感できるときが来るかなとは思ってます。  

――目標としている選手はいらっしゃいますか?
法政の4年生に塚本選手って方がいらっしゃるんですけど、自分が目標にしているのはその人を超えることですね。やっぱり六大学で今一番のピッチャーだと思うんですよ。その人を超えて自分が一番になりたいなあと思ってますね。  

――昨年いらっしゃった原田選手の存在は大きかったですか?(※今年卒業された元エース原田健希選手)
あの人の背中を見てずっと頑張ってきた、やっぱり目標にしている選手の一人ですね。本当に原田さんにはお世話になりましたし。原田さんが初戦で投げて自分が2戦目に投げるっていうのを目標にしてたんですけど、自分がついていけなくて原田さん一人で頑張るような形になってしまったので、やっぱり自分が成長して原田さんを超えたいですね。  

――現在の部の雰囲気はどうですか?
変わらずいいと思います。オンとオフの切り替えはちゃんとしてるんで、練習するときは他人に厳しく、練習しないときは楽しく、みたいな感じでやっています。  

――新入生が入られたと思いますが、印象はどうですか?
まだ入りたてなんで色々遠慮している部分とかあるんですけど、もっと元気にいてくれていいのかなって。  

――原田選手自身はどんな先輩になりたいですか?
やっぱり野球を楽しくさせてあげたいので、あまり厳しくしないようにしようかなって思ってます。なおかつアドバイス出来ることはアドバイスして。下級生の力っていうのはチームの力を上げるのに必要なので自分もそこを考えてちゃんと指導していきたいなって思います。

――最後に、チームとしての目標は何ですか?(※この取材は4月に行いました。)
やっぱりリーグ戦優勝と、その先にある夏の全国制覇ですね。

――原田選手の目標はありますか?
はい。自分はチームのエースとなって主戦で投げる投手になることがまず目標ですね。ぞれと、全国制覇して日本一のピッチャーになることが目標です。

 「文武両道」とおっしゃっていたように部活動はもちろん、教職も取っているほど勉強にも力を注いだ1年だった原田選手。チームメイトとの仲の良さも伝わってきて、充実した学生生活を送っているのだと感じました。 今は調子が悪いと語る原田選手ですが、良きライバルでもある石田選手と「切磋琢磨」し、いずれは目標の選手を超えて六大学を代表する投手となってくれることでしょう。 強い意志を持った原田選手の活躍に期待です!

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関連URL
早稲田大学準硬式野球部ホームページ

 

(TEXT=磯綾乃、PHOTO=矢野真由実)
 


 
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