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――ご自身で合宿中の目標などは決めてらっしゃいましたか?
畑尾:ランの話もありましたけど、肺の調子が悪くて、ランとかでも全然みんなより遅かったんですが、その中で俺は俺の限界みたいなものがあったので、その中で自分のやれることやろうって思いましたし、意識はしてましたね。限界を作らないっていうか。やっぱり俺らがゆるく練習してたら下の代にもそれが響いちゃうので、自分たちがちゃんと責任持ってやらないといけないなっていう思いは、普段に比べてより一層強いものになったんだって思います。
菅井:別に日ごろから変わらないですけど、大翔も言いましたけど、試合でやっていく中でやっぱり4年生が示していかないといけないというか、チームワークが大きいんで、合宿の時とか特にそういう(辛い)時でも弱音を吐かず。自分も特別走れるわけじゃないんですけど、姿勢であったり、気持ちの面で少しでもみんなに見せられたらとか、引っ張っていけるようにって心がけてやってました。
――菅平という土地、環境はどうでしたか?
菅井:涼しかったよね、気候的には全然こっちより涼しくて環境はすごくよかったです。
畑尾:酸素の薄さは感じたけどね。
菅井:(笑)
――みんなで寝泊まりするというのは
菅井:部屋も全員学年を超えて組まされますし、コミュニケーションという意味では24時間色んな学年の選手と話したりとかご飯食べたりするのは価値あるものだと思いますね。
畑尾:全くその通りですね。特に同部屋になった後輩に対しては合宿終わっても結構気にかけています。そういう意味でも学年を越えてコミュニケーションとれるのは本当にいいことだと思います。
――以前早慶戦直前特集で富山選手(富山貴光・スポ4)が畑尾さんはお菓子を合宿先にも持ってくるとおっしゃっていたのですが…
畑尾:そうですね、駄菓子とか好きです(笑)本当に小学校前にあるような駄菓子屋さんとか、10円とかで売ってるようなのは好きですね(笑)
――今回も持って行ったんですか?
畑尾:持っていってないです!持っていってないですけど遠征先とかだと近くのコンビニで買ったりとかします(笑)お煎餅とか大好きです(笑)
――夏休みは何か特別な意識を持っていましたか?
畑尾:前期の戦い方を見ていれば他の大学が早稲田の対策をしてくると思うので、その対策をされた中でも自分たちはぶれずにやり続けなきゃいけないので。前期は総理杯3位で、早慶戦も勝って、アミノバイタル優勝してっていう、確かに良い成績が残せたかもしれないですけど、リーグ戦とかに関して言えばまだまだ先は長いですし、実際今の力では「自分たちは優勝できない」と思っているので、そう意味では色々危機感ていうのはみんなに常に与えるようにしていましたね。
菅井:今大翔が言ったこともそうですし、この夏休み中に自分たちも厳しい合宿を積みましたけど、間違いなく他の大学も厳しいトレーニングを積んでるわけで、自分たちが一番厳しいとは限らないし、そういった中でその現状で満足したら絶対進歩はないので常に厳しいトレーニングをやり続けるっていうのは意識して取り組みました。
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関連URL
早稲田大学ア式蹴球部ホームページ
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