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「もう嫌」という合宿を振り返っていただきました。
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――オフ期間は何をされていましたか?
畑尾:おれはあのオフは全然オフらしいことはしてなくて、毎日伏見に来てたくらい。
菅井:真面目だなー(笑)
畑尾:一週間ですぐ始まっちゃうから、そんなに気を抜けないかなってのもありましたし、オフ明けの練習が怖かったので(笑)動いとかないと動けないなっていうのもありましたし、遊び行ったりとかしてないかな。
――リフレッシュとかは?
畑尾:だからそういった意味では反省ではあるんですが、リフレッシュはできなかったです(笑)自分が朝起きて好きなタイミングでグラウンドに来てっていう感じだったんで。そうすると結構一日潰れちゃって。
菅井:自分も去年ほどというか、今年はそんなに。4日間ちょっと練習参加させてもらってたんで、その一週間では遊びは最後の一日海行ったくらいで。休み明けで気抜けないなってのがあったのでそんなに遊んでないです。
――ではいつもと同じ感じだったんですね。疲れはとれました?
畑尾:本当に(いつもと)全然変わらないです。オフ明けで走るのは目に見えていたので、精神的にも肉体的にも休めなかったなという感じです。
――オフが終わり合宿がありましたね。初日に監督に何か言われましたか?
菅井:再打破。
畑尾:春先の合宿で「打破」っていうのを言われて、で今回夏の合宿では「再打破」ということで。実際みんな精神的な限界を「打破」していたと思います。
――その思い出したくない合宿を振り返っていただきたいのですが…
菅井:もう初日の昼にスケジュール渡された瞬間、先が見えない(笑)
畑尾:終わらないと思った(笑)
――普段の練習とは違いますか?
畑尾:全然違います。
菅井:そうですね、時間もフルに使えるんで一日。
――体力面できついのですか?
畑尾:そうですね、単純に走るランもきついですね。
菅井:「ダボス」っていう菅平の高原にある丘みたいのがあるんですけど、それは有名らしくて、そこを毎日走りました。朝、午前、午後の3部練で、どこかに必ず「ダボス」が入るというスケジュールで。
――丘ということは登りと下りが…
菅井:もう想像よりも遥かに傾斜がすごいです。
畑尾:走れない!走るとこじゃないよな(笑)
菅井:時間でいえば10分くらいなんですけど、でももう嫌です。
畑尾:だってあれ、普通にフレッシュな状態で走っていっても途中で絶対走れないところがあるんですよ。
菅井:階段とかあるもん。走るっていうか、一個一個上る感じで。本当にすごかったですね。
――その「ダボスの丘」はトレーニング場として有名なんですか?
菅井:そうですね、本来はゲレンデかなんかなんですけど、夏は高校サッカーとかがトレーニングしてて、菅平だったらそこだ!みたいな感じのところなんで。自分は菅平合宿経験してこなかったんで初めてだったんですが、きつかったですね。
――辛そうですがでもなんだか青春って感じですね!
畑尾:いやー…あれは…青春じゃない!
菅井:十年後二十年後思い出せばそうなるでしょうね(笑)
畑尾:今は…思い出したくないですほんと(笑)
――その「丘」で鍛えられたということですか
畑尾:丘で鍛えられたのかな?
菅井:まあ精神的には。
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