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   TEXT=山口祥子(ア式蹴球部女子 主務)

 サッカーが熱い!女性の時代!こんな現代の流れが早稲田にある。ア式蹴球部女子、通称「アジョ」。現代は女子サッカーの時代なのか!? そう思わせるほど熱く、ひたむきな女性が走る、蹴る、笑う。早稲田のグラウンドを熱くする、「アジョ」の今、そしてこれから。
(過去記事は下部の目次からご覧下さい)


 


1月28日 アジョのいま、これから・・・(その2)

 部として前に進み始めたばかりなので、当然、問題も尽きません。2年間で問題は絶えませんでしたが、その都度、改善されてきました。それでも、当然、後輩たちも後何年かは土台作りに励むと思いますよ。その土台の第1ステージの到達点は、チームの「インカレ出場」(注)だと思います。10年分のOGの願いもこもった、今のところ果たせていない選手の第1目標だからです。来年は3名の有望選手が入ります。ケガをしていた選手の復帰もあります。過去の中で、一番インカレに近付くためのコマは揃うと思うんです。だから、残った23人の部員(マネージャーを含めて)にはすごく期待しています。4年は7名になるし、個々は独特だけど(あ、これは全員に言えることなんですけど)志高い部員が多いので、23名の頑張り次第だと思います。

 先ほどからの23という数値を見て、みなさんは多い!と思うか少ない!と思うか分かりませんが、この数値は、私の入部当初の実に2倍弱なんですよ。この集団は、サッカーのうまい、下手に限らず、サッカーをやってみたい!と思った人なら誰でも入部できます。1年間で、サッカーがうまくなりたい!とか、みんなと試合に出て勝ちたい!とか、インカレに行ってみたい!という気持ちが持てればチームの一員?ひょっとすると中核ですね。だから、少しでもピン!と来た人はぜひぜひ東伏見のサッカーグランドに足を運んで欲しいです。期待を裏切らないだけの仲間が、サッカーに、大学生活に、自分自身に正面から向き合っていると思います。実際にサッカーを女性がするのは結構ハードです。肉体的・精神的・経済的などなど、どんな局面に直面しても答えは前に、そして、いい方向にしか進まないんです。それが、ア女なんです。甘やかすという意味ではなく、誰かしらが手を差し伸べてくれるし、アドバイスをしてくれるはず。

 ア式(男子部)だけでなく、ア女にも注目してみてください。期待を裏切らないだけの人間のが集まった魅力的な集団ですから。


注:「インカレ」は「インターカレッジ」の略。インターカレッジとは、大学スポー ツの全国レベルの大会を指す。「インターハイ」が「インターハイスクール」の略で あるのと同様。通常「全国大学選手権」と言われる大会のこと。競技により、その名称、予選の仕方に違いがある。



過去記事目次

2001-1-24 (第1回) アジョの今、これから・・・(その1)









 

 

 

 

 
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