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「野球部部長、片岡教授インタビュー」
  
TEXT=神谷卓郎


今年で早稲田の野球部は創部100周年を迎える。また4月29日(日)対法政第2回戦では東京六大学野球通算1000勝を挙げた。今回はそれを記念し、学生の頃より長い間早稲田の野球部を見守ってきた、現野球部部長片岡寛光政経学部教授に、学生の頃の早大野球との関わり、そして現在の野球部について語ってもらった。インタビューは4月25日に行われました。

1、祝100周年、そして祝1000勝

―今日はよろしくお願いします。野球部がとうとう東京六大学野球で通算999勝、次回法政戦で1000勝なるかというところまできました。

これは今まで1つ1つ勝ってきた結果ですから、別にどうということではないですよ(笑)。まあ、早く1000勝を達成してノーマルな状態にかえって、野球をした方が、選手も緊張しないでいいんじゃないかな。記録にこだわらずね。

―1つの通過点であると。

今まで積み重ねてきたのは大変な成果だと思うし、それを振り返ってみるとスポーツにおいて勝つということは非常に意味のあることだから、よかったと思いますよ。

片岡寛光(かたおか・ひろみつ)
早稲田大学政治経済学部教授
1934年札幌生まれ、1957年早稲田大学第一政治経済学部卒業、元日本行政学会理事長、現国際行政学会理事
東京六大学野球は原則毎試合観戦という非常に熱心な野球部部長。その他にも、合気道会会長を務めるなど、スポーツへの理解が深い。

 

 

―今年で創部100周年を迎えますね。

それも1年1年積み重ねてこういうことになったわけでね。これまで積み重ねてきた方々の努力に感謝しなければね。それの上に立って我々が今日あるわけだし、またその伝統をさらにいいものとして、次の世代に受け継いでゆく役割を果たしたいと思っています。

―先生の学生時代の大学野球について教えてください。

私の時は立教が黄金時代だった頃です。長嶋(現巨人)とかがいて黄金時代でしたね。ですから、割と我々の学生時代のときは、既に早稲田の弱い時代に入ったと言われていた。でも、本当の早稲田の黄金期というのは、我々の後の世代に来るわけです。今の野村監督が選手だった時代がそうです。我々の直前が、広岡さん(元ロッテGM)とかが活躍した華やかな時代だったんです。だからそれから見ればちょうどちょっと谷間の時代だったのかなと思います。

―今の状況と似ている部分があるのでしょうか。

でも、学生の野球に対する関心はものすごくありましたよ。例えば、早慶戦は切符が抽選でないと手に入らない。4年生になると初めて抽選無しで行けるようになる。3年生まではものすごく確率の低い抽選で、チケットを取るのにすごく必死でした。今では余っているでしょ(笑)。これには隔世の感がありますね。
早慶戦だけではなくて、他の試合でも、ちょっと遅れていくと、外野の芝生のスタンドになりました。そこにぎゅうぎゅうに座って。

 

 




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