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2002/11/27 [ラグビー蹴球部]

ラグビー早明戦徹底ガイド

 
明治の今季の試合を抜粋
関東学院戦は交流戦。
残り試合は対抗戦
相手
スコア
9.14
関東学院大
○32-26
9.21
筑波大
○17-0
10.12
東京大
○102-5
10.20
青山学院大
○102-7
11.3
慶應義塾大
●21-34
11.10
日体大
○56-21
11.16
帝京大
○33-12

明治の戦力分析

 私としては正直、明治が慶応に負けたのが意外だった。秋の交流試合で王者・関東学院大に勝ったことからも実力があることは間違いない。しかし、慶応戦では悪い部分がすべて出てしまった感がある。基本的なミスはもちろんのこと、全体として「負けない」という意識の差が出たように思える。慶應はすべて失ってからチームを立て直した。明治は関東学院に勝ったという意識が油断を招いたか。しかし、当然これは早明戦では修正してくるだろう。

 明治は早明戦へ向けて、日体大戦、帝京大戦をテストにメンバーの入れ替えを行ってきた。一番のポイントは慶明戦からHB団を2人とも入れ替えることだろう。SH笠木=SO鈴木はともに9月に関東学院32-26を破ったときのメンバーである。BKには2年前の早明戦で2トライという衝撃デビューを飾ったWTB陣川が怪我から戻ってきた。CTBコンビ上田=山崎は今季不動で呼吸も合う。FB赤石のプレースキックはかなり正確だ。これに主将「太進」が率いるFW陣が課題となる。サイズでは勝る明治、あとはスクラムを修正し、「前へ」を体現するのみだ。早稲田FW相手にどこまでのスクラム戦を展開できるか。

どういう試合になるのか。

 

試合展開は想像し得ない。早慶戦の如く、早稲田の圧勝で終わる可能性もある。しかし、早明戦はお互いが実力以上のものを出して接戦になる。これは歴史が証明している。早稲田の「アカクロ」と明治の「紫紺」の魂が、早稲田の「接近・展開・連続」と明治の「前へ」の精神が交差する。そこにあるのは実力差ではなく、何よりも早明戦の伝統そのものだ。

ラグビー史上に残る名勝負が繰り広げられることを願ってやまない。12月1日、第78回早明戦はどちらに軍配が上がるだろうか。私は当然、早稲田の勝利を信じている。

※対抗戦優勝の行方

早稲田が勝った場合は7戦全勝で早稲田が2年連続の対抗戦優勝が決まる。明治が勝った場合、早・慶・明の3校が6勝1敗で並ぶことになり、この場合は当該3校のトライ数で決まる。慶應34(6トライ)-明治21(3トライ)、早稲田74(12トライ)-慶應5(1トライ)のため、早稲田は既に12トライを挙げ、試合の終わった慶應の7トライを上回っているため、慶應の優勝はない。早稲田は早明戦において9トライ以上の差をつけられて負けない限り、対抗戦優勝が決まる。

 

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(TEXT=山田浩平、PHOTO=田村拓実、鈴木英介)
 


 
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