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早大
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30
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21-7
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31
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専修大
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3-3
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6-0
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0-21
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関東大学アメリカンフットボールリーグ戦グループB
10月20日(日)大井第二球技場
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なんと長い第4Qだったろうか。得点は30-10というほぼ安全圏で始まった第4Q、尻上がりに調子を上げてきた専修のオフェンスを早稲田は止められない。13点差、6点差とジリジリ差を詰められて迎えた残り29秒、ついに逆転のキックを決められ万事休す。試合はそのまま終了し、30-31での大逆転負け。昨年度も専修大に負け自力でのクラッシュボウル出場の芽を摘まれた早稲田。今年も同様に専修大に敗北し、クラッシュボウル出場へ限りなく赤に近いイエローカードが突きつけられた格好だ。
専修大のキックオフから始まった第1Q。開始19秒の早稲田は最初の攻撃をいきなり専修にインターセプトされ、そのままパスを3回連続で決められ、最後は3分40秒、2yd地点から始まった専修の攻撃を中央に飛び込まれて先制される。キックも決められ0-7に。しかし、早稲田はここから魅せる。TB長岡の好リターン、FB神の突破で敵陣奥深くに攻め入ると5分38秒にQB波木がに右へ自ら走り抜けタッチダウン。トライフォーポイントではプレーを失敗し6-7となる。さらに、直後のキックオフでは、DB村上が相手を負傷退場させるほどのスーパータックルでリターンを敵陣15ydまでしか許さない。続いて始まる専修の攻撃、早稲田はLB中谷の奮起などもあり耐え、パントさせることに成功。敵陣47yd地点の早稲田の攻撃はラン主体の攻撃で敵陣2ydまで迫ると、最後は10分40秒に再びQB波木が自ら中央へタッチダウンラン。6点返すと、トライフォーポイントではまたもやプレーを選択、今度はQB波木からのパスが右奥エンドゾーン内のWR吉田に渡り2点追加。14-7とリードを広げる。このまま第1Q終了かと思ったが、専修の攻撃をディフェンス陣が奮起しパントで攻撃権を得ると、11分39秒に得た自陣20ydからの攻撃で、QB波木が右に展開しエンドゾーンまで一気に70yd以上駆け抜けタッチダウン。キックも決まり21-7とし、第1Q終了。このまま乱打戦の第1Qだった。
第2Qに入っても早稲田ペース。3度目の攻撃でついに早稲田に捕まる。主将LB関谷の気迫のディフェンスで中央突破を許さず、パントでの攻撃権奪取に成功する。しかし、ここから攻撃が上手くいかない。得た攻撃権で長岡、泉のTB勢で相手陣に攻め入るものの、敵陣27yd地点で始まった攻撃を連続阻止され、FB神がフィールドゴールを狙うものの外れてしまう。しかし、流れはまだ早稲田に。続く専修大の攻撃はDB松丸の2回連続パスカットでシャットアウトし、すぐさま本日4度目のパントでの攻撃権を奪取するとTB長岡の好リターンで敵陣30ydまで進出。しかし、ゲインに失敗した早稲田はFB神が先ほどは外した距離のフォールドゴールを今度はしっかりと決め、9分39秒に24-7とリードをさらに広げる。早稲田としてはこのまま終わりたいところだったが、専修大に連続してパスを成功され、最後は20yd近くのフィールドゴールを決められ、24-10に。残り2秒というところだけに悔いの残る失点だった。
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1/2
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