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第40回全国大学選手権大会1回戦
早稲田大学 vs関西学院大学
12月14日(日)秩父宮ラグビー場
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チャンピオンとして臨む今年の大学選手権。早稲田の緒戦の相手は関西学院大学(関西第5代表)である。格下の相手に、早稲田がどのような戦いを見せるのか。早稲田の試合前に行われた関東学院×慶応戦の余韻が残る中、両校のフィフティーンが入場してきたのだった。
試合が動いたのは立ち上がりの3分だった。早稲田がマイボールのラインアウトを確保し、そのボールをSO久木元(人2)、CTB豊山(人2)、FB小吹(人2)、WTB吉永(人4)とワイドに繋ぎ、吉永がゴールに飛び込んでトライ。この先制トライを皮切りに、8分にFL松本(人2)、11分にLO内橋(政経3)、18分にCTB今村(スポ1)と立て続けにトライを奪っていく。この時点で24-0。試合の大勢を決めてしまう。
しかし、この日の早稲田は明らかにチグハグな攻撃に終始していた。主将の大田尾をはじめ、今年の攻撃の核であるWTB首藤(スポ1)、CTB曽我部(教1)が欠場したせいか、攻撃に今ひとつ迫力がない。ボールもヨコには繋がるが、そこからタテへゲインが出来ない。もどかしい攻めが続き、スタンドからも「何やっているんだよ…」とため息が漏れる始末。前半終了間際にトライを奪われ(45-8)、後半開始早々にトライを取らるなど(45-15)アタックだけでなく、ディフェス面にも課題を残した。そんな中、先発の今村が3トライ、途中出場した菅野が2トライを挙げ、今後を期待させる活躍を見せた。
最終的には85-15のスコアで勝った早稲田。しかし、この日の内容は、慶応を一蹴した関東学院が見せたそれより、はるかに劣っているように感じられた。大学日本一の座への戦いはまだまだ続く。徐々に攻守ともども精度をあげ、関東学院と激突するであろう決勝では最高のパフォーマンスを見せてほしい。
関連URL
早大ラグビー蹴球部公式サイト
関東ラグビーフットボール協会
日本ラグビーフットボール協会
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