明治の大量安打の一方で早稲田はここぞという時の一本が出ない。
まずは初回1番佐々木孝樹(スポ3)が出塁すると、続く2番佐野直音(スポ4)の犠打、3番地引の中前打により1死2、3塁の好機を迎えるも、4番土生翔平(スポ4)の2ゴロによりダブルプレー。先制のチャンスを逃す。
続く2回表も、2死満塁の場面で1番佐々木が空振り三振に倒れ、3回表は2死3塁の場面で5番江塚諭(スポ2)が投ゴロに打ち取られる。
後半は、得点圏にランナーを進めることすらできなくなってしまう。
試合は4回以降お互いに得点することなく0−7で試合終了。早稲田は連敗し勝ち点1を逃すこととなる。
早稲田は中々打線の調子が上がらない。顕著なのは、代打で出場した高橋直樹(スポ3)、川西啓介(社4)、吉澤翔吾(スポ1)がいずれも凡退し、好機を作ることが出来なかったこと。今の早稲田打線を象徴していると言っていいだろう。 今後の試合を勝ち進めるためには特に主将であり4番の土生の奮起が不可欠である。土生は昨日に引き続き今日も4打席無安打と不調が続く。早く本来の調子を取り戻し、昨秋首位打者の輝きを見せてほしいところである。
唯一の好材料は6回裏から登板し目立ったピンチも無く落ち着いたピッチングを見せた高梨雄平(スポ1)か。
優勝に向け、もう後のない早稲田。気持ちを切り替え迎えるは、4月30日対立教戦である。
※ 本日の第二試合慶大-法大2回戦レポートはこちら。
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