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2014/09/07[競走部]

リベンジ叶わず悔しい2位
男子4×100mR



 

悔しさを残すも、笑顔の表彰台 

 4×100mRは竹下裕希(スポ4)、九鬼巧(スポ4)、橋元晃志(スポ2)、三原浩幸(スポ4)の橋元以外4年生という上級生中心のメンバーで挑んだ。5月に行われた関東インカレではバトンミスのため失格となり、まさかの予選敗退を経験した早稲田。「なんとしてもリベンジしたい」(九鬼)との思いで今大会に臨んだ。

 「夏合宿から誰ひとり怪我をせずにリレーチーム全員で臨んでこれた)」(九鬼)という今回。その成果は予選から現れた。全国の強豪校が集う中、早稲田は他を寄せ付けない走りで組1着。出場チーム中唯一38秒台という好タイムを叩きだし、全体トップで決勝へと駒を進めた。

迎えた決勝。早稲田は予選と同じメンバーで臨んだ。1走を務めたのは竹下。4年間の集大成とも言える今大会、気迫のこもった走りで続く2走の九鬼へと繋げる。竹下からバトンを受けた九鬼はそのまま直線で加速に乗り、3走に控える橋元へ。怪我から復帰し、今回リレーメンバーとして出走を果たした橋元。4走の三原にトップでバトンを渡すもその時点ですぐ後ろには中央大が。スタートから先行逃げ切りを図った早稲田であったがアンカー三原の懸命な走りも叶わず、ゴール前残りわずかのところで中央大に逆転を許し、そのまま2位でフィニッシュ。トップの中央大とは0.07秒差と、あと少しの所でタイトルを逃した。悔しい結果に終わった選手たちはレース後「ミスが積み重なって三原に最後うまくリードを作れなかった」(九鬼)、「バトンパスの所で自分が出遅れてしまった」(橋元)と反省点を挙げた。

今回は惜しくも優勝を逃した早稲田だが、秋にはまだ日本選手権リレーが残っている。今季、リレーでは無冠であり「最後に勝ちたい」という思いは皆持っているに違いない。先の日本選手権リレーでは4×100mRと同様、今回2位に終わった4×400mRリレーともに早稲田の強さを証明するレースを見せてほしいところだ。



4×100mR(竹下‐九鬼‐橋元‐三原)
予選 38秒90 1着, 決勝 39秒10 2位

※選手によるコメントは下記URLよりご覧いただけます。
☆選手コメント 九鬼、橋元

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関連URL
早稲田大学競走部公式サイト

(TEXT=関谷公子、PHOTO=福島瑠都)
 


 
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