インカレ4日目。朝から厳しい日差しが照りつける中、男子1部ハーフマラソンが行われた。早稲田からは、昨年7位の井戸浩貴(商3)、中村信一郎(スポ4)、三井泰樹(人科4)が出場した。
レースはキトニー(日大4)を先頭に、早稲田の3名もしっかりと10人弱の先頭集団につけながら展開した。約15km過ぎ、徐々に集団が散け、先頭集団は8人ほどとなるが、依然として早稲田の3名は先頭で引っ張る。ハーフは久しぶりの出場である三井も積極的なレースを見せる。3名とも30度近い暑さで大量に汗をかいていたが、苦しそうな表情は目立たない。残り約5kmの時点でも、先頭集団は変わらず、早稲田の3名と高橋尚弥(東洋大4)、木村慎(明大4)らの8人で引っ張る。
動きがあったのは残り約3km付近。早稲田の中村が集団から遅れ、足が前に出ずふらついたような走りになり、苦しそうな表情を浮かべた。三井も先頭集団の後方から懸命に前を追う。一方井戸は、一旦後方に下がったがまた追い上げてきたキトニーと、先頭集団で引っ張ってきた東洋の高橋らと競り、ラストスパートをかけた。最後はキトニーが1位でフィニッシュし、2位争いは井戸が1秒の差を勝ち取り、表彰台でメダルを手にした。そして、三井も粘って8位入賞を果たした。中村は25位と悔しい結果になった。
来月には全日本駅伝の選考会が控えている。2人の入賞が良い弾みとなるよう期待したい。
▽男子ハーフマラソン 決勝
井戸浩貴(商3)
1時間05分03秒(2位)
三井泰樹(人科4)
1時間05分49秒(8位)
中村信一郎(スポ4)
1時間07分36秒(25位)
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関連URL
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