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2015 /05/16,17[競走部]

第94回関東学生陸上競技対校選手権大会



 

高田が意地の入賞、ルーキー永山は全日本予選も楽しみだ

Day3 最終日の決勝へ向け、余力を残しての予選突破へ

94回関東学生陸上競技対校選手権大会の3日目は雨の中始まった。

10000mW決勝では、一年生の高橋和生(社学1)が出場。終始松永大介(東洋大3)が首位を独走状態であったが、高橋も一年生ながら勢いのあるレース展開を見せ、10位の成績を修めた。800m予選には、吉田貴洋(スポ4)、出口翔(スポ4)、伊澤賢人(スポ4)が出場し、力強い腕振りで3名とも余裕で準決勝へと進出した。400mH予選では、中野直哉(スポ3)、石田裕介(スポ2)が流れのあるハードリングで準決勝へ進出。200m予選では、木村賢太(スポ4)、徳山黎(スポ2)がラストは流して準決勝へと進出した。3000mSC決勝には、岡田望(商1)が出場し、軽やかな走りを見せるが、ベストより遅れ12位という悔しい結果となった。

5000m決勝には、高田康暉(スポ4)、永山博基(スポ1)が出場。二人とも序盤から積極的に先頭集団に付き、ハイペースでレースは進んでいく。残り5周で服部勇馬(東洋大4)らと2位集団を形成し、ラストは二人とも懸命なスパートをかけ、高田が8位入賞したがベストより大幅に遅れてしまい悔しい結果となった。

三段跳び決勝では、中澤希緒(政経3)が出場し、ベスト更新の12m15で見事8位入賞。ハンマー投げ決勝では、中川雄大(スポ3)がベスト更新の59m71でこちらも見事7位入賞を果たした。

最終日を前に余裕を持って予選を終えた早稲田勢。巻き返しに期待がかかる。





 

Day4 ついに最終日 表彰台ラッシュ! 


 

3人の選手が挑んだ800m決勝

ハーフマラソンを皮切りに幕を開けた4日目。井戸浩貴(商3)が昨年を上回る2位、さらに三井泰樹(人科4)が8位入賞とチームに勢いをつけると、中村信一郎(スポ4)は終盤失速し入賞は成らなかったものの、3人の流れがチームの勢いに火をつける。

男子200mでは昨年はけがに苦しんだ徳山黎(スポ2)が見事に決勝へ進出し4位。準決勝では、20秒83と自己ベストを更新。男子400mHでは、石田裕介(スポ2)が見事決勝へ進出し、2位に輝いた。一方、女子400mHでは長田彩楓(スポ3)が自己記録を更新するも決勝進出はならなかった。

またも1年生の活躍が目立った、走高跳においては仲野春花(スポ1)が2つ目の入賞、しかも3位表彰台を勝ち取った。7種競技では南野智美(スポ1)が一年生ながら、3位表彰台に滑り込んだ。大接戦の中800mでの逆転勝利を成し遂げた。 そして800mと言えば、早稲田。何と決勝に吉田、出口、伊澤の3人がコマを進めた。優勝は成らなかったものの吉田が3位となり、メダルを獲得した。 最後のマイルリレーで失格となってしまい、トラック優勝は惜しくも逃したものの、多くの種目で好成績を残した。  


※各選手の詳細記事は下記URLからご覧になれます。
男子400mH・石田裕介「 関カレで堂々の2位!」
ハーフマラソン・井戸浩貴、三井泰樹「 W入賞!三井が8位、井戸が2位」
男子800m・吉田貴洋、伊澤賢人、出口翔「早稲田中距離の復活!」


※前半戦のレポートは下記URLよりご覧いただけます。
第94回関東インカレレポート(前半)

関連URL
早稲田大学競走部公式サイト

(TEXT=川口恵、山下亮、PHOTO=川口恵)
 


 
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