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2002/12/12掲載 第6回

バスケットボール部主務日記(TEXT=三原学)

今回はインカレ総集編です。

11月26日(火)
 初戦は関西6位の甲南大学。100%ではないものの、そこそこの力を発揮し、試合を決める。明日の相手は関東2位の日本大学。 

11月27日(水)
 日大とベスト8決めの試合。負けたら引退、勝ったらオールジャパンという大事なゲーム。相手の得点源であるセンター山田にフォワードの朝山がマッチアップし、最高のディフェンスを見せる。100点ゲームでワセダの勝利が決まったが、日大はファウルゲーム(ダメもとで行うギャンブル的作戦)を止めようとしない。きっと「負け」が信じられなかったのだろう。痛いほど気持ちがよくわかった。

11月28日(木)
 リーグ戦で勝てなかった大東文化大とベスト4決めの試合。今年の大東は「強い」の一言。あきらめることを知らない。しかし、ワセダも今まで練習した成果が存分に発揮し86対81で勝利。実に27年振り(!)の4強を果たす。ゲーム終了直後、大東のコーチ、ランスさんが「ナイスゲームでした」と笑顔で握手を求めに来てくれた。とても紳士だった。

11月29日(金)
 「ここまできたら優勝だ」を合言葉に、気合い十分で臨んだ決勝リーグ初日。相手は昨年度覇者の日本体育大学。前半まで5点差と食い下がるが、やはり経験の差か、75対97と力及ばず。久しぶりの負けを経験した。

11月30日(土)
 ほぼ満員の代々木第2にて、青山学院大との決勝リーグ2 日目。青学は入れ替え戦の時に勝ってはいるが、あの時は4点差。課題は山ほどあったので、スタッフはビデオを繰り返し見続け、不在の倉石コーチにもアドバイスをもらいつつ対策を立てる。それも功を奏してか、105対67で大勝。

12月1日(日)
 最終戦の専修大学。今までの集大成となるはずが、ウソのようなボロ負けを喫する。まるで相手のショータイムのようだった。

 

Pick Up!
「インカレとワセダ」

 ワセダが過去にベスト4の常連であったのは大昔の話。昭和30年代までのことである。そして唯一の優勝が昭和43年にある。そしてその後4位が昭和49年、続く昭和50年に準優勝を果たしている。ちなみにこの準優勝は、現在人科の講師でありチームのスタッフでもある倉石平さんが1年生ながら活躍した年のことだそうだ。

 しばらくの間ベスト4から遠ざかる。それどころか、8位以上にその出場権が与えられる正月の天皇杯すらワセダは縁がなかった。しかしながら、今年度27年振りのベスト4入りを果たし、最終結果は3位。アシスト王に藤野(教育・4年)、得点王と優秀選手賞に朝山(人科・3年)が選ばれた。

 ちなみに女子も本大会4強入りを果たし、これは女子部始まって初の快挙。男女アベックでのベスト4は日本体育大学とワセダのみ。最終結果は男子と同じく3位。主将の大畠(教育・4年)が優秀選手賞に選ばれた(ゆりちゃん、オメデトウ☆)。

 良い結果が残せて嬉しく思う。特に4年生にとっては一生の思い出である。




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(TEXT=三原学[バスケットボール部主務])

 

 


 
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