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  Realvoice年間プロジェクト大槻枝美 最終回 [ WasedaWillWin.com ]
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 大槻さんの最終回のインタビューは、彼女の練習場でもある、国際辰巳水泳場のロビーで行なった。ふと思えば、私がはじめて大槻さんの競技を見た、日本室内選手権大会が2週間後に迫っている。あれから早くも1年。来年のアテネオリンピックを目指しての、彼女のこの1年とこれからについて、会話は途切れることなく続いた。


(飛込界の)世界はすごく進んでたんですよ。追いついていくように頑張らないと。

−−−まず、4月に日本室内選手権を控えているわけですが、最近の調子はどうですか?
「最近調子悪いです、、、。ヒジを怪我してるんですよ。10mから入水した時に間接を変な方に取られちゃって。2週間くらい前にやってしまって、まだ痛いんですよ。」

−−−ということは、新種目を3つくらい挑戦したいといってましたけど、そっちの方も、、、?
「まだ、できてないんですよ。ちょうどその新種目に挑戦した時に怪我しちゃったんですよ。もう怪我はだいぶ良くなってきたんですけど、まだ(その時以来)10mからの練習はやってないんですよ。ちょっと焦ってます。」

「それと、2月にチャイナオープンでシンクロに出たんですけど、世界がすごく進んでたんですよ。みんなでショックを受けて帰ってきました。技も進んでいるし、2月の時点なのに完成度がとても高いんですよ。前の世界水泳より、個人もシンクロも全然レベルが上がって来てます。でもショック受けただけじゃダメなんで、追いついていくように頑張らないと。」

−−−でも、レベルが上がってるってことはそれだけ人気が出てきたってことですよね?
「そうですね〜。みんなが注目してるってことですね。特に女子は(競技的に)穴場だったから、他の国も強化するようになってきたみたいで。(中国だけでなく、)カナダやオーストラリアもすごいレベルが上がってきてますね。」

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(TEXT=鈴木英介、PHOTO=田村拓実)

 

 


 
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