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  Realvoice年間プロジェクト 

2003/9/2掲載 第2回

水泳部競泳部門 三田真希

 「練習は充実してますよ」前回インタビューしたときに三田真希はこういっていた。トップアスリートである彼女が言うのだから、どんな練習を行っているのだろう、という興味がわいた。朝の練習(この日は5900メートルを泳いだそう)を終えた彼女にそのあたりのことを聞いてみた。

三田選手
 

―まず、練習は週何回くらい行っているんですか?
普段は日曜以外、週6回ですね。朝と晩で1日4時間くらいやります。火曜と金曜は朝だけ泳いで、夜はウエイトをやります。

―朝練と夜練って違いがあるんですか?
朝きつい練習のときは夜軽くって感じで、夜きついのをやるときは朝軽くやります。そんなかんじで、いろいろ組み合わせてやってます。

―朝練と夜練の間って何やっているんですか?
普段は学校に行ってますね。学校がないときは…うーん…ゴハンを食べて、あとはひたすら寝てますね。

―寝るんですか。それで大丈夫なんですか?
はい。疲れをとるってことで。朝にある程度は体を動かしているんで、夜も普通に泳げますよ。

早稲田は自分にとっていい環境

 
インカレの模様
練習はこの立派なプールで行われる。

―ところで、早稲田の練習ってどんな感じでやっているんですか?
距離や種目毎に分かれてやっています。早稲田には水泳部門の専属のスタッフが2人いらしゃって、一人の方が長距離と個人メドレーをみていて、もう一人の方がそれ以外の、自由形やバタフライなどをみています。今はバタフライの練習をしてまして、私もこの方にみてもらっています。で、このスタッフの方々が練習メニューを考えて下さっています。

―大学の練習のいいところはどんなところですか?
やっぱりみんなで練習していて、疲れているときに声出し合いながらやれるっていうのはいいところですね。

―今年から早稲田で練習しているそうですけど、前所属していたところ(ピープル明石)とはどんな違いがありますか。
やっぱりプールの違いという部分が大きく違いますねね。ピープルには25メートルのしかなかったんで、合宿とかは外に出て行っていたんですよ。ここには50メートルのプールがあるんで。

―他には何かありますか?
あとは練習の仕方ですね。前のところはコーチが全部メニューを決めていて、てそれこそスパルタ的に(笑)やっていたんですけど、早稲田では、調子が悪いときとかはコーチに相談しながらやっていますね。もうみなさんそれなりにお年を召されているんで(笑)。

―年(笑)。
でも昔は長い距離泳いですごく疲れていても、回復するのが早かったんですよ。だけどやっぱり年を取るごとに疲れが取れにくくなっているんですよ。その点でやっぱり自分と相談しながらやれる今の環境には合っていると思いますね。
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(TEXT、PHOTO=田村拓実)

 

 


 
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