Zottは今年、東京都フットサルリーグ・関東学生フットサルリーグ・そして全日本選手権に参戦している。そしてこの11月は全日本選手権の東京都予選がある。
清野主将プロフィール:茨城県水戸桜ノ牧高校出身
人間科学部4年(友添ゼミ所属)
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全国に進むためにはこの大会で三位以内に入らなければいけない。しかし東京でトップ3に入るということは全国でトップ3であると言っても過言ではない。最激戦区である東京都の予選を勝ち進んで、関東大会、そして全国大会を目指して戦っているZottの清野キャプテンに今のチーム状況、そしてこれからのフットサルについてお聞きした。
清野:去年は東京都ベスト8で負けてしまい、今年はその上を目指しています。東京ではFIRE
FOX・FUTURO FUCHU・CASCAVEL・SHARKSという全国チップレベルのチームがある。関東、そして全国に出るにはこの4つのうちの1つを倒さなくてはならないので、大変ですが逆に楽しみでもあります。
2次ラウンドには28チームが勝ち残っていて、11月1日には2次ラウンドがすべて終了してベスト8(3次ラウンド)が出揃います。まずは2次ラウンド。一昨年は施設予選から、去年は1次ラウンド勝ち進んできました。そういった意味では去年までは上のチームに挑んできたわけですが、今年からは追われる立場にもなった。しかし、変に気を張り詰めるのではなく、いい意味でリラックスして戦っていきたいですね。ここを勝ち残ってベスト8になってからはチャレンジャーとして上を食っていきます!
今は調子いいなっていうのは思うけど、夏前に、カレッジフェスタで負けてしまってからはチーム状態が悪くなってしまった。その時にチームとして初めてと言っていいほど、大きく揉めてしまい学生リーグだけではなく、東京都のリーグ戦でも負けてしまった…。
学生の大会では常に追われる意識で戦っていて、特に今年は「F-net.com」の文字が(スポンサーとして)背中に入ったことが見えないプレッシャーになっていたのかもしれない。しかしその時に、ネガティブにならずに「今は我慢の時期」と言い続けてきた。チームなんだから必ずいいときもあればチーム状態が悪くなるときもある。フットサルチームは移籍や解散が激しくて、チーム状態に左右されてしまうところがある。しかし、この時期を取り越えたらチームとしてもっと強くなれると確信していた。チームのみんなも口には出さなかったけど、同じ気持ちだったと思う。
Zottはゼロから作り上げてきたチーム。初めは施設予選から始まったし、今は練習場所も結構取れてるけど、最初の頃はゴールのない体育館で練習したこともあった。チームとしての目標がはっきりしていて、長い間この仲間でプレーしてきた。そしてやっと学生No.1に返り咲いたときに、F-netの金子さんと鈴木さんに顔向けできるようになったと思います。勝ってほっとしましたね。
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