――代表の話に移りますが、この前のカメルーン戦では、CKからアシストを決めましたね? そうですね。でも、序盤からかなり押し込んでて決めなきゃいけないところが5、6本あって。まぁ相手がそこまで強くなかったと思うんで、次のチリ戦がワールドユースに向けての重要な試合になると思います。ベナン戦のシミュレーションとはなりませんでした。でも、代表でもセットプレーから(点は)取れてなかったんで、それはよかったですね。
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控えからの出場にも関わらず、大学選抜の試合では質の高いプレーを披露した。
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――カメルーン戦ではキャプテンマークをまいてましたね? 何でですかね(笑)。副キャプテンやってたんですけど、(キャプテンの)増嶋(竜也)が怪我で合宿に参加してなかったので、ずっと(代表に)いた自分になったんだと思いますけど。やらせてもらえたら光栄ですね。でもキャプテンした以上、それで負けたらマジでへこみます(笑)。
――途中から水野選手がトップ下に入ってボランチにつきましたが? もうちょっと後ろ(ボランチの位置)で組み立てれたと思うんですよ。そういう部分でもっとボールタッチ多くして、もうちょっとシンプルに外を使っていけば、そんなに(相手の)プレスもきかなかったと思うし。ちょっと前から(相手に)はめられかけて、ディフェンスは大きく蹴るしかなかったんで、そこをボランチが受けて、捌けたら良かったですね。トップ下が水野で、自分がボランチっていうのが初めてだったんで、お互いのプレーの特徴はわかってるんですけど、コンビネーションはまだまだかなって思います。
――大熊監督からはボランチでプレーすることについて特別に指示を受けましたか? 特には(受けてないです)。自由にやらせてもらってるので。トップ下よりは守備に気を使いますけど、とくに制限されていなくてやりやすいです。
この一年での彼の成長過程に注目したい! |
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――ブラジル遠征で足首を負傷してしまいましたが、どのような収穫がありました? そうですね。やっぱり玉際が強いとか腕の使い方がうまいですよね。日本人はボールキープするときは手を使わないんですけど、外国人は腕をそえる感じで距離を取れるので、ボール触れないんで。ほんと勉強になりました。
――大学からも代表に複数選ばれてますが? うれしいですね。やっぱりプロの方が環境が恵まれてますけど、最近は大学サッカーのほうも国際試合が増えてるし、それに出場できればJの人と変わらないくらい経験できると思うし。大学行ったのが失敗だったって言われないように、自分とほかの選手も含めてもっと大学サッカーを盛り上げていこうと思ってます。
――大学サッカーのレベルは上がってますか? そうですね。それは日本サッカー協会の人とかもそう思っているんじゃないですかね。
――大学サッカーの中でも成長していけてると感じますか? (自分では)よくわかんないです。そんな簡単にうまくなるもんじゃないってわかってるんですが、伸びようとは意識してます。自分は体も大きくないしスピードとか特別あるわけじゃないんで、まずミスを最小限にしていくことですね。世界で活躍するサッカー選手はイージーミスがないですし、基本がしっかりした上でアイディアだとかが入ってくると思うんで。これからはそういう部分をこつこつ積み上げていきたいと思います。 (次回に続く)
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