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[バスケットボール部]予告 2002春期早慶戦特集

インタビュー「麻生邦浩(バスケットボール部男子)」

 早稲田大学男子バスケットボール部、麻生邦浩。ポジションCF。早稲田実業高校時代には全日本ジュニアとして活躍し、早大バスケ部を語る上でなくてはならない存在である。バスケットを心から愛しバスケットの将来を見つめる、そんな彼もいよいよ最終学年。最後の早慶戦を迎える・・ 。

「早稲田は僕が1年のときからいいメンバーが揃ってると言われてるのに力が発揮できない感じだったんですよ。(早稲田には)全日本ジュニア経験者がいるのにみんな天狗になってるから大学で勝てない。でも天狗の鼻を折っていこうってことで去年くらいからみんなで一生懸命やってきてるんで。今年はいいスタイルでできるんじゃないかと思ってます。」

━━自分のチームを客観的に分析する落ち着いた語り口。中学生の頃からバスケット一筋、大学生活でもバスケット一色かと思っていたがそうでもないらしい。

「ポリシーじゃないですけどバスケ馬鹿だと思われたくなくて…。デカイなと思われるのは仕方ないですけどバスケットやってるっぽいなって思われたくないんですよね。ギャップをつくりたいなって思ってるんですけど。授業も…ばっちりっすね(笑)」

━━プレイヤーとしてだけでなく、バスケットボール普及の為に、今や日本バスケ界の顔である田臥勇太と共に「日本バスケットボールバックアップ協会」を立ち上げなど精力的に活動している。バスケットも子どもも好き。バスケットが地域密着型のスポーツになればもっともっと輪が広がる、そんな夢を語る。

「小学生にとって大学生ってすごい偉大な存在だと思うんですけど、それをいい意味で利用するっていうか小学生が中学生に憧れて中学生が高校生に憧れてって大きな組織ができれば(日本の)バスケットが世界的なレベルになるんじゃないかと思って始めたんですけど。早稲田クリニックとして豊島区の小学生にミニバスを教えていて、その子どもたちには(早慶戦の)招待状を出して観客席でユニフォームをきて応援してくれるということになってるんですよ。自分が出た時にはミニバスの子たちに手を振ろうかなとは思ってるんですよね。そういうことで小学生って喜んでくれるんですよ。そういうことから始めたいと。」


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関連URL
早稲田大学バスケットボール部公式ホームページ
慶応義塾體育會バスケットボール部公式ホームページ
日本バスケットボールバックアップ協会

 

(TEXT=山下葉子、PHOTO=鈴木英介、バスケットボール部)

 


 
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